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【#12】Turingum Weekly Newsletter

1週間のWeb3業界 注目ニュースをピックアップし、Turingumコンサルメンバーが、独自の視点でコメント&解説付きでお届けする
“Turingum Weekly Newsletter”  #11 
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EigenLayerのMainnetがローンチ

今回のアップデートにより、EigenLayerにリステーキングしているユーザーはオペレーターにデリゲートできるようになりました。また、オペレーターは使用するAVSを選択でき、全てのAVSをサポートすることを宣言しているP2P ORGにデリゲートが集まっています。

Avail、TokenのAirdropを発表。TGE間近か

DAレイヤーやShared Sequencer、Eigenのようなリステーキングを提供するAvailがトークンのエアドロップサイトを公開しました。EIP4844の実装によってblobスペースが追加されたことで、altDAの需要に懐疑的な声がある中、2700万ドルもの資金を調達したプロジェクトのトークンの行方に注目が集まっています。

Solana、アップデートによりトランザクションの成功率が改善

SolanaはマイニングプロジェクトOreによる大量のスパムトランザクションなどの影響により、ネットワークが混雑しトランザクションのほとんどが失敗する状況が発生していましたが、新たなバージョンがリリースされたこととOreがSolana上で活動を停止したため改善されました。
Solanaはかなり実験的な仕組みを実装しているブロックチェーンでもあり、まだまだ実用には難しい面もありますが、こうしたスパムや混雑への対処はあらゆるチェーンが一度は直面する内容なのでより改善され、安定した運営がされることに期待です。

香港でBitcoinとEthereumのETFが承認される

香港でBitcoinとEthereumのETFが承認されました。
特にEthereumのETFが承認されたのは世界で初めてとなります。香港のETF市場は正直そこまで大きいものではないため、今すぐに大きな資本が入ってくることは考えにくいと思われます。
ただ、今後中国資本の香港法人の参入による資本流入や、そして何より香港が世界的にWeb3業界に対して大きなプレゼンスを出そうとしている姿勢に期待を寄せています。

Uniswap、SECに訴訟される

UniswapがSECから訴訟されました。投資家保護の目的だそうですが、多くの暗号資産コミュニティからは反発の声が挙がっています。また、Blockchainの性質上一度Deployされたコントラクトは取り消すことができないため、SECはUniswap protocol自体を停止することはできません。訴訟の結果によっては暗号資産市場は大きな反応と影響が出てくるものと思われます。

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今週のNewsは以上です!

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