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【#10】Turingum Weekly Newsletter

1週間のWeb3業界 注目ニュースをピックアップし、Turingumコンサルメンバーが、独自の視点でコメント&解説付きでお届けする
“Turingum Weekly Newsletter”  #10 
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ステーブルコインを提供するEthena、トークンをローンチ

南米の金鉱山会社が24,800 BTCの取得を表明するも「ハッタリ」の可能性

南米の金鉱山会社のNilam Resources Incが24,800 BTC、日本円で2500億円相当のBTCの購入計画を発表し、株価が13倍に跳ね上がった。 同社は時価総額たった7億円の会社であり、計画を発表することによって一時的に株価を押し上げようとした「ハッタリ」の可能性が高い。すでに暗号資産取引所だけではなく、ETFなどBitcoinの投資商品の多様性が生まれつつある現在ではこうした「Bitcoin保有事業」の価値自体はそこまで高くないと筆者としては考えている。

FTXの創業者SBF氏に懲役25年が言い渡される

FTXの創業者であるSBF氏に懲役25年が言い渡された。裁判官は同氏にマーケティングの才能があると認めた上で政治に影響を与えようとした野心や悪質性を指摘した。
日本の詐欺罪は最大でも懲役10年なので、それに比べると25年は非常に長いですね。

オランダ検察官、Tornado Cashの創設者に懲役64ヶ月の求刑

オランダの検察官はEthereum上のミキシングプロトコルであるTornado Cashの創設者の氏に懲役64ヶ月を求刑した。マネーロンダリングを幇助した疑いによる求刑ではあるものの、プロトコルを作成しただけでマネーロンダリングを主体的に行なったわけではないのにも関わらず逮捕・起訴されることに対して一線を超えているという主張も存在する。(=包丁を作った人は殺人で訴えられるわけではない)
筆者はWinny事件にも通じるこの逮捕には反対する考えなのですが、一方で意図せず人に加害するAIが生まれた場合はどうなるのだろうか、など「道具」が徐々に人を飲み込むほど強力になっていく未来においては考え方が変わるかもしれません。

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今週のNewsは以上です!

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