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高校時代の話をしよう

高校を卒業してから3年
実家に帰省している時に卒業アルバムを開いた
卒業アルバムをじっくりとみたのは実は今回が初めて卒業直後は高校から解放された喜びで思い出に浸る余裕もなかったのだ

私が通っていた高校は県内の公立高校ではトップの学校で多くの人が有名国立大学に進学する学校だった
高校生活は8割が勉強だったと言っても過言ではない。毎日の授業の予習、復習、毎週末の課題、小テスト、試験前の課題、模試、長期休みの課題、実力診断テストなどなど
授業中は当てられないかどうか常に緊張感とひやひやした気持ちで過ごし、夏休みもみっちり補修で実質の休みは1週間ぐらいしかなかった
毎日常に何に追われていた
私は週一回のゆるい部活だったが、この勉強量に加えてがっつり部活をしている人もいた
常人ではない
かなりの体力と精神力の持ち主だったのだと今となっても尊敬する
周りは賢い人ばかりで容量の悪い私は人の2倍以上頑張らないといけなかったし、変に生真面目な性格で全部きちんとこなさないといけないと思ってしまい毎日苦しかった
こんな高校生活を3年間耐え抜いたことは自分を褒め称えたい

毎日不安と焦りと苦しみの中にいたけど3年経った今となってはいい思い出も沢山あった
友達と学校帰りにカフェに寄ったり、ひとりで勉強して帰ったり通学路には思い出が染み付いている
高3の最後の学祭は少し制限はあったが、コロナ禍でも中止することなく開催された
これをやり遂げないと卒業出来ないと先生が強行突破してくれた
夜中に学校に集まってみんなで準備して補修を受け、放課後も夜遅くまで準備した夏の日々はかけがえのない宝物のような時間だ
学祭の準備期間は毎日がキラキラしていた

帰省した時は寒い日も暑い日も憂鬱な日も足繁く通った通学路を思い出に浸りながら歩いたり、よく通ったカフェに行ってみたりする

高校の時は早く実家を出たいと思っていたけど帰省で戻るといい街だなって思う
世の中は少しずつ変わっていくけれど地元で過ごし日々は確かなものだし変わらないものだ
いつまでも私の心の中にある

✴︎見出しの写真は通学路でとった写真
 忙しない日々の中でも綺麗な景色を見つけては
 写真に納めしばらく眺めていた



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