見出し画像

感覚との対話

こんばんは、卯月螢です。
絵や詩や文章を描いて制作しています。

今日も暑くて出勤途中に帰りたくなりました。
朝の出勤は厚くなくても苦手で
特にバスと自転車が苦手です。
バスは混んでいるし、自転車は動きが読めず轢かれそうになるから
雨のバスは最悪で
混んでる上に傘が濡れていて湿度が高く人がイライラしているのが
肌で感じます。車内ではなく窓の外に視線や意識を向けて何とかやり過ごす様に務めてます。
ここ最近は自転車に何度か轢かれそうになり憂鬱な日があります。
車道と歩道を縦横無尽に爆走してくるので
気をつけようがありません
左右確認しても数秒後に目の前に飛び込んでくるので
人を引くかもしれないという恐怖心が無いんだなと見送ります。

他人のイライラを感じやすく
些細な事でストレスを感じてしまうので日々厄介です。

今日は感覚との対話という事で話そうかなと思います。

私にとって現在は感覚というのは非常に大事なものです。
制作するのにも、日々生きるのにも欠かせないものですが
一昔前は、押しつぶしていた時期があります。
学生の頃は特にひどく
感情を押しつぶして畳んで蓋をして
金属の箱に仕舞って
鎖を付けて
錘をつけて
海の底に沈めていました

感情を押しつぶすと感覚がマヒして意欲も無くなります。
一時期は指をケガして血が出ていても同級生に指摘されるまで気付かない事はざらでした。
今考えると怖いですけども、自分を大事にしない日々を過ごしていたなと思います。

いま改めて感覚を頼りに日々過ごす様になり
「繊細さんの本」武田友紀先生(タケダ ユキ)の本を読み返したりしています。
感覚を鈍らせたり心を閉ざしたりするのではなく、まず刺激を物理的に防ぐこと。

学生時代に自身の気質の事を知って知識に出会っていればもっと違う生活が送れたかもしれませんね。

感情の発掘作業は年を経る中で少しずつやってきたと思います
今は制作を通じて調査段階という所では無いでしょうか。

他人と一緒にイライラしてしまった時は、その感情の出何処を認識して離れたり、自転車い轢かれそうになりモヤモヤした気持ちを慰めたり
親を見送った喪失感に寄り添ったり
自分の為にちゃんと感じようと思います

「春をしらず」150×100㎜/インク・ケント紙

自然を見ると特に落ち着くので
その中でも木々に自分の感覚と感情を照らし合わせて
悲しかったあの頃や辛かったなの時や
後悔などを樹皮の亀裂や空に伸びる枝として具現化し解釈し
思い出に出来ればと制作しているかもしれません。

鋭敏すぎる感覚を否定して目を背けるのではなく
理解して
感覚と対話をして対処を考えれば何とか自分らしく生きてゆけるのではないか・・そんな話でした。

詩画集

オンラインショップ


宜しければサポートお願いします。いただいたサポートは画材購入や展示準備など制作活動に使わしていただきます!