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波間の純白

春先は変化の季節である。

冬の寒さで眠っていたものが温かさで動き出す。

薬膳では「陽気」と言うらしい。

食に関する資格がある中で「薬膳」を選んだ理由は、

『人は自然の一部である』という考え方がしっくりきたからだ。

目眩、背中の痛み、眠気、は毎日の事

桜が咲く頃には体中ザワザワして落ち着かない。

学校や仕事先で「春で身体がザワザワするので休みたい」と言っても理解されることはほぼ無い。病院に行くように勧められるか薬を飲むように言われるか・・神経質か過敏性と言われる。

痛い事、苦しい事、辛い事を理解されない「孤立感」

若い頃に感情をねじ伏せてしまった為

「楽しい」「嬉しい」という感情に鈍感になってしまった。

鈍感になってしまっても感情が無くなってしまったわけではない。

紆余曲折あり絵を描く事を再開した時は、まき散らした感情をかき集めて整頓して絵を描く日々だったと思う。

一枚一枚・・それぞれ悲しい記憶なのでそれ以上の感情は湧いてこない。



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深い海の底

一筋の光

波間の純白

光を知る



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最近になってやっと、今現在に目を向ける事ができるようになった。

この気持ちを大切に
荒波の中でも光を見れるように

一日の終わりを灯して終える

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