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行動制限カタルシス

こんばんは、卯月螢です。
自分の感覚と向き合いながら、絵や詩や文章を制作しています。

今日は重い腰を上げて画材を買いに出かけました。
私の腰はだいぶ重いですが、逆算してそろそろ準備しないといけなくなり思い立っての外出。
でも、仕事の休みはやはり家でゆっくりしたい。
制作がしたい、家事がしたい、おかずを作り置きしたい。
そんな感じで天気が悪ければ体調を心配し、晴れの時は人混みを想像し買いもので外には出ない今日この頃。

小さな机で色々制作中

久々に駅へ向かう道すがら、風景が変わっている事に気付く。
空き家が増えた事、新しく新築された家々や庭の家庭菜園など・・数ヶ月通らなければだいぶ変わっているものです。

そうは思えないかもしれませんが、行動力のある人でした。
私が・・・・です。
個展を3年間連続で開催し、知人の個展や見たいと思った展示会などは足が悪くなり杖を付いていた数年も通ったりしていたので、動く事が好きだったように振り返ります。
ちなみに、好きなバンドのライブなど年末は必ず行っていました。

受けたセッションでも「静と動が上手くかみ合っていれば調子がいいはず」と指摘されましたし「情熱的に一面もある」とも言われましたが、現在は燃えカスのようにまったく動かない人間になってしまったのかと、自分の変わり様にがっかりした日もあります。

2019年の個展制作中から活動範囲に制限を掛けました
親の介護で自分の時間を段々と削らなくてはいけなくなってきたからです。
自宅介護、家族介護は自分としては覚悟が必要だと痛感した事もあります。
更に輪をかけて、翌年からコロナ過が始まり緊急事態宣言が出され世間的にも行動が抑制されてしまう出来事がありました。
行きたい所もあった、会いたい人もいた、見たい絵もあった。
その全てに行けなくなってしまった日々。

それから数年が経ち、親を見送り世の中も制限がなくなってきたのに、私だけ行動制限が続いているような錯覚に陥る時がたまにあります。
疲れやすい気質ですが、特に今年は疲れやすくて仕事先に通勤するだけで疲れる日もある。
今年は休む年にしようと、自分の身体と話し合い決めた事。
なのに、なんだかモヤモヤする日が最近ある。

その気持ちを目に分かるようにしようと、やりたい事をアプリのフリーボードに書き出してみる事をはじめてみました。
そうすると結構な数のデジタル付箋が画面を埋めるようになってきて驚きます。
「本当にどうしよもなく疲れて動けなくなったなら休んだ方が良い。これでもかと休んでいるとしだいに動きたくなってくる」
そんな事を本で読んだ事を思い出します。

私にはやりたい事がある。
水彩をやる為に紙と筆を買いに電車に乗り
途中でサンドウィッチを買い
初夏の熱さと緑の深さを観察しながら岐路につき
水彩紙を水張り(一枚失敗)
流しの除菌をして
ゴミを捨てて
休憩し
おかずを作り置き
夕食
文章を思いついたので執筆

そして、現在進行形


詩画集

ポートフォリオ(作品とその背景)


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