見出し画像

「散る頃に」(曳舟:gallery hydrangea)

昨日より(曳舟)gallery hydrangeaで開催されました
「散る頃に」
桜がテーマの展示です

桜は身近で、近くの広場には桜の樹が有り
桜並木もすぐ近く
桜が名所のお寺が近所
物心ついてからこの季節、見ない事はありません
余りにも身近です
なので、描くのはとても難しい花だと思います

「精神美」を花言葉にもつ花

精神の美しさというのは文字にすると精神を清く保つことだと思うのですが
この時代、特に難しい事のようにも思えます。
未知なるものに手を取り合って助け合わなければいけないのに
戦争をしている国がある昨今です。
人が何百人と亡くなるニュースが一日おきに流れて来て
耳を覆いたくなる出来事が連日続きます

この絵を描いている段階で、気質の事もありますが
テレビを見る事を辞めました。
制作に集中したいという事もあったのですが、出来事に左右されやすく
言葉に傷つき影響を受けやすいので自然と見なくなりました。

ギャラリーより展示風景画像

出展している作品「めぐりあい」
幾千と散る花弁を白抜きでレースの様に描き繊細な儚い命
苔に覆われる髑髏は、人生の虚しさを
桜の精のような女性は慈しむ心を

思いが巡る世界で翻弄されながら
慈しむ心を忘れないように
自分なりの精神美を表現しました

「めぐりあい」2022年
210×210㎜
ペン画
*画像の無断転載禁止

額装は波模様の千代紙を
漂うような、翻弄される事を表したかったので

「散る頃に」
2022年4月8日(金)~4月17日(日)
13:00~18:30(最終日17:00)
休廊:火・水
曳舟:gallery hydrangea

*二日目、本日からDMやメールにて通販対応可能です。

卯月螢 ウェブショップ


宜しければサポートお願いします。いただいたサポートは画材購入や展示準備など制作活動に使わしていただきます!