見出し画像

【読書メモ】『世界の美しい博物館』(編:パイ インターナショナル)

会津若松市の県立博物館で、およそ4500年前の縄文時代の出土品から、当時の人々が現代の県境を越えた広い範囲で交流していたことをうかがい知ることができる企画展が開かれています。

出典:「縄文時代の文化交流感じる企画展 県立博物館で開催」
(「福島 NEWS WEB」2024年7月26日)

4500年も昔から続く人の営み、こういった積み重ねがその国の人々の教養と礼節を涵養していくのではないかなぁ、なんて考えながら思い出したのが『世界の美しい博物館』との一冊。

世界各国の有名どころの博物館を集めた写真集といったところで、日本からは、国立科学博物館、日本科学未来館、福井県立恐竜博物館の3つがエントリー、科学博物館も好きですが、東京国立博物館や京都国立博物館も欲しかった、、建物が素敵なだけに。

と言いますのも、アゼルバイジャンやブラジルのデザイン性の高い建物も目を引かれましたが、個人的には、落ち着いた雰囲気のある、建物からも歴史を感じられる博物館に惹かれるからです。

博物館は、その国が連綿と積み重ねてきた人の営みが表現されていると思います。それは収蔵物もですが、それを収める博物館の建物そのものにもそれが表れていると思いますので(何事にも例外はあるでしょうけど)。

いつの日か、イギリスやイタリア、台湾に行ってみたいなぁ、その国々の営みを感じられる建物自体を訪れることも含めて、なんて考えながら。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?