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【雑感】そろそろ安全保障的にも国交省を剥がす時期なんじゃないかな、と。

長崎市が9日の「原爆の日」に開く平和祈念式典に、日本以外の先進7カ国(G7)の駐日大使が欠席する方針であることが7日、長崎市などへの取材で分かった。各国は代理を出席させるが、大使が一斉に欠席するのは異例。長崎市は、イスラム原理主義組織ハマスと戦闘を続けるイスラエルの式典への招待を見送っており、各国は式典を「政治化するものだ」などと問題視している。

長崎市への取材によると、同市はウクライナに侵略したロシアと、その同盟国のベラルーシと同様、イスラエルを式典に招かなかった。不招待の理由について「式典を平穏かつ厳粛な雰囲気のもとで開催できないリスクがあると判断した。イスラエルに招待状を発出するか判断を保留していたが、情勢に変化がなかった」としている。

出典:「<独自>G7各国駐日大使、長崎平和式典を異例の欠席へ イスラエル〝排除〟を問題視」
(『産経新聞』2024年8月7日)

「ロシアによる侵略戦争」と「イスラエルによる過剰防衛」を同列に扱った現長崎市長(鈴木史朗氏)の悪手でしかないなと、見事に政治問題化してくれてますね、困ったことをしてくれました。

何かのぼせ上ったのか、それともどこぞの勢力の傀儡と化したか。下手すると後世、歴史に刻まれることになりかねない、民主主義界隈を破壊した端緒の一つとして、、なんてのが先ずの感想です。

日本を除くG7各国の駐日大使らは7月19日付で、イスラエルの招待を求める連名での書簡を長崎市の鈴木史朗市長宛てに送っていたことも判明。書簡では、式典にイスラエルを招待しないことに「懸念を共有」し、イスラエルをロシア、ベラルーシと同列に扱うことは「誤解を招く」と指摘した。

出典:「<独自>G7各国駐日大使、長崎平和式典を異例の欠席へ イスラエル〝排除〟を問題視」
(『産経新聞』2024年8月7日)

G7各国もギリギリまで模索してくれていたようにも。そもそも外交儀礼的には、ただの地方自治体の一市長の立場で各国大使を呼ぶこと自体が異例とも感じますが、今後、大使クラスは参加する必要がないとの体のいい口実を与えてしまったのではないかな、広島に波及したりして、コレ。

公園の管理者でもある市は、迷惑行為を禁じる公園条例に違反すると判断。過料5万円を命じ、関連文書を大行動のメンバーに手渡したが、受け取った男性は「過料5万円、ふざけんな」と叫び声をあげた。

その後も、市職員や機動隊が繰り返し集会の中止や公園外への移動を命じたが、座り込みを継続。記念式典が始まる午前8時直前に、一部はデモ活動をするために公園外へ移動したが、多くは公園内にとどまり続けた

出典:「反戦反核団体、広島市の過料命令に「ふざけんな」 原爆の日・式典開催中も抗議活動を継続」
(『産経新聞』2024年8月6日)

もしかするとコレ系の騒動を懸念したのかもしれませんが、不適切な当たり屋(活動家)に「成功体験」を与えてはいけませんよ、、そういった意味では広島市は頑張っていたと思います(過料をとれたのかは分かりませんが)。

長崎原爆の日(8月9日)の平和祈念式典について、長崎市は12日、現時点で招待を見合わせているイスラエルの駐日大使に対し、即時停戦などを求める書簡を送付したと明らかにした。7日付で在日イスラエル大使館に郵送した。

出典:「イスラエルの駐日大使へ、「被爆地の市民は心を痛めている」…長崎市が即時停戦求める」
(『読売新聞』2024年6月13日)

もっとも6月の時点で「即時停戦を求める」なんて書簡を送っているようですし、式典を「政治問題化」させる気満々ではあったのは十分に見てとれるんですけどね、語るに落ちるとはこのことかな。

なお個人的には、ロシア、ベラルーシも含めて各国大使全員をお呼びして、(出席するかどうかはともかく)席次などのプロトコルで嫌味(隣同士にするとか)を差し込む位の対応でよかったんじゃないかな、との感想です。

イスラム原理主義組織ハマスは6日、イラン訪問中の7月末に殺害された最高指導者イスマイル・ハニヤ氏の後継に、パレスチナ自治区ガザの責任者ヤヒヤ・シンワール氏を指名した。イスラエルとの戦闘の発端となった昨年10月のイスラエル奇襲の首謀者の1人で、ガザでの停戦合意に強く反対してきたとされる。

出典:「ハマス新指導者に「強硬派」ガザトップのシンワール氏 多数のスパイを殺害、収監」
(『産経新聞』2024年8月7日)

あとはいまだに、パレスチナとハマスは無関係、イスラエルはガザの虐殺を止めろ等々の「イスラエルだけが悪」的な意見が散見されますが、であればどうして「パレスチナ自治区ガザの責任者」がハマスの後継者に指名されるのでしょう

イスラエルは「過剰自衛」とは感じてますし、もう少し自制してほしいとも思いますが、かといってパレスチナだけが「100%の被害者」ではないと思います。そういった意味では、テロリストたるハマスを駆逐できていないパレスチナの体制・体質について、イスラエルの視点で言及されている方をさして見かけないのが、個人的には不思議です(陰謀論系は論外ですよ)。

で、よく見ると現長崎市長の鈴木史朗氏、国交省出身で自公推薦、国民支持といったところなんですね、、やはり国交省を公明党から引き剥がす時期が来てるんじゃないかな、安全保障の観点からも。彼が公明党(創価学会)の傀儡と化しているのであれば、統一教会以上に不穏当、不適当でしょうて。

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