見出し画像

東京で出会う北欧

新しくオープンしたお店に行ってみた。

「はぐくむ湖畔」

どうやら、デンマークをテーマにしたお店だそう。
詳細はこちら。

(とっても現代(いま)っぽいコンセプトに興味が湧いた)

この湖畔でランチを取ったあと、ふらふら歩きながら豪徳寺の方まで行ってカフェに入ったんです。
なんと、ここも北欧やないかい。

そこで思ったのが、みんな北欧好きだよな、ということ。
ミーハー批判的なことではなく、私も好きです。
マリメッコのキッチン雑貨、クッションカバーやバスタオルは愛用してる。
アパレルは私なんぞでは着こなせないけど、雑貨はインテリアのポイントになってやっぱり可愛い。

何故皆そんなに北欧テイストが好きなのか。
日本での北欧ブームに火がついてからは久しいけれど、考えてみた。

検索すると、
・自然や動物モチーフが多い(ナチュラル)
・温かみのあるデザインが多い(アースカラー)
・家族何代でも使えるデザインが多い(シンプル)
ということが分かる。


たしかに、納得。
(一時ものすごく人気だったFLYING TIGERはまたちょっとテイストが違うかもですね)

これはやはり、寒すぎて一日の中で屋内で過ごす時間が多い国の特徴を反映しているんでしょうね。

だって、本当に寒いんだ北欧。
今日(10/30)の気温を比較すると、
東京 17℃ / 12℃
北海道 11℃ / 5℃
ヘルシンキ 11℃ / 7℃

ん?北海道の方が寒いやないかい、比較にならないな。
意外と寒くないぞ、ヘルシンキ!

しかし、かつてヘルシンキでマイナス30℃を体験したんです。
濡れたタオルを回すと凍る、あれを体験できた。
そりゃサウナ文化も発達するよね。

(オーロラ観察後の駆け込みサウナは一生忘れないと思う)

これは私の想像だけど、
それだけ寒いと間違いなく外には出ないし、ずっと家にいるってことは時間の使い方が変わるんではないかということ。
つまり緊急事態宣言下の自粛期間に重ねてみると、やっぱり一人でも楽しめることに没頭しやすいのかな。

例えば、読書も物書きもアートやデザインもそのうちなのかなって。
そんなこんなで色々な人が多彩なデザインを生み出していったんだろうと。
外も暗いし明るい色を使いたい!とかあったのかな?
っていう安直な想像です。

こういう外的要因や世界情勢によって影響を受けやすいものの一つが文化。
そして発展する可能性も秘めている。

マリメッコの場合。
歴史長いし日本人のデザイナーもいるし、所謂昨今の北欧ブームよりもはるか昔から日本で愛されてきたはず。

石本藤雄さんのデザイン好きです。

北欧デザインにはもっと深いルーツ?があるに違いないんだけど、専門的なことは...

最後にそんなフィンランドで見たものを貼っておきます。
(旅中「かもめ食堂」を観て当のかもめ食堂に行くと、日本人しかいなかったことも懐かしい。)

そしてまたすぐ日本で、東京で、北欧に会うんだろうな。

※記事で使用している画像はすべて「みんなのフォトギャラリー」に投稿しています。
既に使用して下さった方、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?