UXライティング思考#2~おしりが洗えない~
(過去に別アカウントで書いた記事のリライトです)
とあるカフェにて、トイレで用を足し、おしりを洗おうとウォシュレットの操作パネルに目を向けると、このような注意書きが貼られていました。
パネル右上にある、通常のおしり洗浄機能が作動するであろうボタンの文字が掠れています。
僕は「やわらか」では洗った気がしないので、「まあ、これだろうな…」と右上のボタンを押そうと思ったのですが、そこで手がピタと止まります。
「押すとノズルが出て水が噴射します!」
気にせずボタンを押す方が大半だとは思うのですが、
僕は少し躊躇してしまいました。
1の意味だとは分かるのですが、僕の頭には2のイメージが割り込んできます。
さらに「!」で文章に勢いがついているためか、ロケット噴射をイメージしてしまいました。
ボタンの文字が掠れていることをカバーしたいなら
「←押すと水が出ておしりが洗えます」
「←押すとおしりが洗えます」
「←おしり洗浄ボタン」
などにしたほうが安心してボタン押せるなと思いました(3推し)
もしかしたらほんとにイメージ通りの事態になるから、注意しろってことなのかもしれませんが…
結局おしりは紙で拭きました。
ツッコミどころ溢れるインターフェースがたくさん載ってる参考図書↓