化物語ひたぎクラブがたり

こんにちは。オタクです。

今回は拙者が好きで鬼リピしまくりの『〈物語〉シリーズ』のアニメ第一作『化物語の第一話『ひたぎクラブ』について語っていきたいでござる( ー`дー´)キリッ

はい。ということで、『〈物語〉シリーズ』は天才作家・西尾維新先生が100パーセント趣味で書いたらしい作品です。素晴らしい趣味をお持ちです。
西尾維新先生がお見合いで「ご趣味は?」って聞かれたら「『〈物語〉シリーズ』を書くことです」って言うのかな?


・軽いあらすじというか概要

阿良々木暦が怪異に憑かれた少女たちと出会い、その少女たちの事件なんかを解決していく話。めっちゃ面白い。

そんな『〈物語〉シリーズ』のアニメ第一作である『化物語』は5つの話に分かれており時系列順に「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」「なでこスネーク」「つばさキャット」になっている。全部面白い。



・考察、感想
私は『〈物語〉シリーズ』のアニメがめっちゃ好きで何回も見返しては新しい発見をしてウキウキになって小躍りしてしまいます。

「ひたぎクラブ」はアニメの記念すべき最初の話ですが、序盤であるためなのか、あんま語られてることが少ないかなと感じてました。
私の目にただ入ってないだけかも知れないけど

「ひたぎクラブ」は阿良々木暦が階段から落ちてきた戦場ヶ原ひたぎを受け止めるシーンから始まり、そこで体重が普通の人では考えられないほど軽かったことから彼女が怪異に憑かれてるのではないかと調べ始める。

彼女に憑いていた怪異は「おもし蟹」で内容は以下の通り。

九州の山間あたりでの民間伝承が起源の怪異。
地域によっては「おもし蟹」「重いし蟹」「重石蟹」「おもいし神」とも呼ばれる。
行き遭った人の願いを聞き入れ「思い」とともに「重さ」を引き受ける神。
間違って行き遭った場合は「存在」を奪われることもある。
アニメでは多数の「蟹」の文字で覆われた蟹の形の外見である。

彼女はそんな怪異に忘れたかった思いを重さとともに引き渡していた。
そして彼女の体重は5キロになってしまった。元の体重は40キロ後半強。なのでほとんどの思い、重いを引き渡したことになる。そのくらい彼女にとって辛い思い出だったことがわかる。蟹のシステムわからんけど、、

蟹に重さを返してもらうために懇願する戦場ヶ原は本当に切実で胸が苦しくなりました。

そして私が一番語りたかったのがED前のシーン。
怪異の専門家である忍野メメの協力もあり戦場ヶ原の事件も解決し体重を返してもらった次の日の朝。

自分の家で二人の妹に起こされ洗面台に向かう阿良々木暦。
自分の体重が55キロであることに触れてから乗った体重計には100キロの表記、それを見た阿良々木は「なるほど神様ってのは確かに大雑把な連中らしい」と忍野が神に言及した台詞を引用して、戦場ヶ原に返すはずだった体重をその場に居た阿良々木に間違って返してしまうという「神様と呼ばれるような上位な存在も結構、雑な部分もあるんだな。」と阿良々木も視聴者である私たちも忍野が言っていた意味を理解する的なオチで終わります。

ただ、それだけじゃないだろ!?と、どんどん見ていくうちに思ってくるのがこのシリーズ。いやそれだけでも面白いんだけども

ちなみに戦場ヶ原は自分を助けてくれた阿良々木をこの時に好きになり、その後付き合うことになります。

さて、戦場ヶ原に戻るはずだった体重、それが阿良々木の元にいってしまう。そうではなくあの場で生まれた新たな思いが、阿良々木に乗っかったのではと私は思うんすよ。どうすかね?

戦場ヶ原の中に生まれた自分の体重ほどの新しい思い

神様も隅に置けないやつなんすよ的な?

はい、それだけです。雑な記事読んでくれてありがとうございました。

後日談というか今回のオチ

神様も私も大雑把

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