父のアルコール依存と下痢の撒き散らし

 88歳の父はアルコール依存症で、酒の肴を常に欲しがり、放っておくと一日5食以上食べてはお酒を飲んで寝て居ます。それでも血液検査は正常値で医者のお墨付きです 笑。
ところが、お腹はソレでは堪らず下痢をしてしまい、88歳でガリガリの父は筋力もなくプリプリと下痢を垂れ流してしまいます。トイレや廊下は勿論、酷い時には自室のカーペットやイスにも撒き散らしてしまいます。それを見た時の潔癖症の私の心情はパニックでした。
 最近では慣れてきて、素早くキレイに処理できるように成って来ましたが、問題なのは父の酒と下痢です。一日一食にするのが体には一番良いそうなのですが、食べる事くらいしか楽しみのない老人ですので……
ですが、派手な粗相をした時には、その後(又は翌日)全く起き上がれなくなってトイレも介助しなくては出来ません。また、ボケが酷い時はオナラをする度にウンチを漏らします。「父さん、お腹がゆるいんやからオナラはトイレでせなウンチちびるよ。」と言うと、「ああ、そうかな……」とボケる始末です。
 そこで食事は基本、介護ヘルパーさんが来る、午前九時と午後四時の二回を食事時間とました。
と言いましても、勝手に冷蔵庫をあさって食べてしまいますが、私が居る際には常に目を光らせて居ります 笑。父は一度に沢山は食べないのですが、何度も何度も食べてしまいます。
 ですので、出来るだけ冷蔵庫の中にも食べ物を入れない(余らせない)様にしています。基本は、ヘルパーさんが作って出してくれたものを食べると云うスタイルです。
 お酒に関しては色々と試してみました。
1        目の前に在ると、お酒の量を決めても守れない。
2        冷蔵庫にビールを入れとくと何本でも飲まれる。
3        私の部屋のお酒をあさる。
4        最悪自分で焼酎を買って来る。
5        お金が無かったらお店から勝手に持って帰ってくる可能性がある。これは、万引きとかではなく、ボケてますのでアル中時には、まともな判断が出来なくなる可能性があるという意味です。
そこで試行錯誤の結果
1        ビールは下痢し易いので絶対にダメ。冷蔵庫に入れない。私の分は夕方、その日呑む分だけ買って来る。
2        父の焼酎は1日に370cc(ボトル半分)を瓶に入れて渡す。私の分は絶対に父に分からない所に隠す。
3        私自身の波動を上げて(自堕落ではダメ)父が再起する世界を強く念じる信じる

今こうして日々を送っています。父に変な期待をして、それが出来ないからと父に怒鳴るって言うのが一番ダメなやり方だと築いてから、少し良くなって来たように感じます。結局、愛をもって接し、結果が悪かったら、父のせいではなく私のやり方に問題や手抜きがあると思えるようになりました。目を見て愛情を込めて話すのも大切だと思います。

では、今日はこれくらいで……

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