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多国籍クリエイティブチーム作りとは?

noteにプロフィールページを作っていなかったので、自己紹介を兼ねて、このnoteで書き綴っている「多国籍クリエイティブチーム作り」とはなにかを紹介します。


まずは自己紹介

松村慎
1972年神戸生まれ

大学を卒業してから、中国で語学を学び、その後ワーキングホリデーでカナダに行きという感じで20代をフラフラしていましたが、カナダの専門学校でFlashに出会い、ウェブ制作の世界にのめり込んでいきました。そこからずっとウェブ関係の仕事を続けています。

2002年に日本に戻ってからはバスキュールというとてもエキサイティングなウェブ制作会社に2年間経験を積ませてもらい、その後は自ら「クスール」という制作会社を経営しています。
「クスール」は名の通り、「スクール」をもじった言葉で、学校ではない学校を目指して教育を進めたいという思いを込めています。

株式会社クスール


2006年から京都精華大学という美術大学で教鞭をとり、美大生こそプログラミングを武器にすべきだという信念で授業を行っています。

作ること、教えることが両方とも好きで、好きなことを続けつつ、いかに行きていくかを考えながら10数年、自分の会社でなんとか切り盛りしています。


多国籍クリエイティブチームとは?

僕自身は東京でもう20年近く暮らしていますが、中国、カナダの経験が今の自分を形成していると思っており、今後もずっと海外とのつながりをもって暮らしていきたいと常々考えています。

その折、日本でのエンジニア不足の状況にあって、うちの会社でもなかなか若くて元気にいいエンジニアを採用することが難しくなってきました。
反面、海外を見渡すととても優秀で、かつチャレンジ精神に溢れたエンジニアが溢れています。
こういった状況の中で、うちのような小規模な会社は外国人と繋がり、彼らと仕事をすることで会社の価値を上げ、海外とつながった仕事ができるのでは考え、積極的に外国人を採用するようになりました。

まだまだ試行錯誤の段階ではありますが、これからますます深刻になるであろう人材不足も鑑み、自ら外国人と一緒に働くことで、様々な経験値を積み、それを制作や教育現場にも還元できると思っています。


「多国籍クリエイティブチーム」と「多国籍チーム」との違いは?

基本的に両者に違いはないのですが、「多国籍チーム」というと、どうしても足りない人手を補っただけ、つまりプラスマイナスゼロ(もしくは少しマイナス)という印象がついてしまいます。

あえて「クリエイティブ」という言葉をつけたのはその人材が入ることで、よりプラスな効果が起こりえるチームにしようということで、つけています。

例えば、インド人エンジニアが入ることで、今社内にいるエンジニアができない分野(AIなど)に挑戦することができます。また、インド人のことをより良く知ることで、インドのマーケットにも強くなるかもしれません。

その他日本語だけのコミュニケーションを考えると、日本人と働くより大変かもしれませんが、彼らが英語を話せることで、海外との仕事が増えるかもしれません。

外国人を雇うことは決してネガティブなことでことではなく、より価値を高めるためのチームづくりにつながります。それが僕の中での「多国籍クリエイティブチーム」という定義です。


noteで何を書きたいか?

僕は自分自身が多国籍な人に囲まれ暮らしたいと思うと同時に、周りの人にもぜひ経験してほしいと思っています。それは日本の未来のためにというような大げさなものではなく、単純に自分の経験値を高め、好奇心が広がり、生活がより豊かに感じるからです。

周りの同業種の人にも知ってほしいし、自分の娘もそのような環境にさせたいと思っています。

ただ、それを言葉で話しただけではなかなか伝わりにくいので、写真や文章を使って伝えたいです。
日本人といかに違うか?(もしくはいかに同じか?)、海外に身を置くことはいかに孤独か?(もしくは以下に楽しいか?)いろんな切り口から考察したり、紹介したりすればより興味を持ってもらえるかなと考えています。


なぜベトナムとインドの話が多いのか?

僕は今から変わろうとしている、成長しようとしている国が大好きです。
かつて20年前に住んでいた中国がそうでした。色んな面で日本と価値観が違い、毎日がとても刺激的でした。今ももちろん中国は好きなのですが、もうすっかり都会です。

そして今、かつての中国を彷彿させるのは東南アジアや中央アジアの国々です。
今は縁あって仕事のつながりがあるベトナムとインドによく訪問しているので、必然的にこの2つの国の紹介になっています。
機会があれば他の国にももっといきたいですし、アフリカなどさらに興味があります。

いろんな国とつながっていけば、その国々のことも書いていこうと思っています。


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