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インドの会社はサービスのパッケージング化をすることでとても価値が上がると思います

最近インドにとても興味を持っています。どのくらい興味があるかというと、今すぐインドに1年くらい滞在して徹底的にインド人、インドの会社のことを知りたいと思うくらいです。(飽き性なので半年後には気分が変わっているかもしれませんが)

なぜかというと、インド人材、10億人のマーケットなど、ビジネス的なことももちろんあるのですが、自分の知らない世界があるのと、何かが爆発的に変わっていきそうな予感があるからです。自分が身を置いたことのない、完全アウェーなところでひりひりとした緊張感を感じながら仕事を切り開きたいという気持ちがインドにいくと高ぶってきます。

そんなインドですが、逆に日本に進出したいという会社も結構あります。
今までアメリカやヨーロッパの企業とは仕事をしてきたが、日本というまだ未知のところとも関係性をもちたいと思っているようです。もしかしたら昨今の政治的な事情もあって、アメリカの仕事のみならず、別の国に仕事も広げておきたいという理由もあると思います。

それで僕もなんとか手伝いたい、日本とインドの架け橋をしたいと思っているのですが、インドの会社にはもう少し見せ方をシンプルにして日本への売り込み方を戦略的にしたほうがいいなと感じています。

何でもできますアピールから「これだけはできます」アピールをしたほうが伝わりやすい

何がいいたいかというと、うちの会社も含めなので、人のこと言えず恐縮なのですが、「技術のことならなんでもできます」という会社のサイトがインドには多いということです。もちろんその会社にはたくさんのエンジニアがいて、いろんな技術ができるのだと思いますが、「なんでもできます」=「なんにも伝わらない」になっている感じがします。
サイトのトップにまずはできる技術がずらっと並んでいて、そのあとに創業者とかのエンジニアの顔ぶれが並んでいるインドのサイトをよく見かけます。

といいつつもインドにはとても興味のある会社がいくつかありまして、紹介したいと思います。

DIYカメラと画像解析に特化した会社

Diycam
https://www.diycam.com/

DiycamDIY+CameraでDiycamという会社があります。彼らの特徴はCameraのハード的な部分も自前で製作し、ソフト部分の画像解析もやってしまうということです。

どういうことが可能かというと、自動車や鉄道などに取り付けるための特別なカメラを作ることができますし、そのカメラの映像から衝突防止などのロジックを時前で作ることもできるということです。

なので、ただのプログラミングロジックだけでなく、IoT的なものも一緒に考えて作ってくれるという会社です。


機械学習用にデータの成形をしてくれる会社Tika

Tika
http://www.tika-data.com/

こちらは日本ではおそらくあまりないのではと思われる会社です。
機械学習のためのデータに意味づけをしてくれる会社です。つまり大量の画像データなどを送って、彼らに人、モノなどのタグづけをすべて手動でしてデータセットを作ってくれる専門の会社です。

機械学習にはデータを分析する技術を必要ですが、そもそものデータがなければ何もできません。
そのデータを作るのはだれなのか?もちろんすでにあるデータもたくさんあるのですが、今あるデータをきれいにととのえて、整理してくれるということも必要だと思っています。

この会社はある程度安価で、大量のデータを整理してくれます。

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来年はインド会社のパッケージ化整理の年にしたい

よく日本ではAI人材が不足していると言われていますが、「どんな分野のAIが不足している」かが漠然としているのと、インド側もAI人材がいるといいつつも「どんなサービスを提供できるか」がきちんと提示されていないと感じています。

その間に立って、インドー日本間でお互い不足している部分を補える役割をしていきたいなというのが来年の大きな目標でもあります。
まずはインドの親しい会社のパッケージ化をして日本側に売り込みできればなと思っています。

最後に宣伝ですが、インドを中心とした高度エンジニア人材獲得・教育を支援するサービス「World HR」というのを3社合同でやっています。
インド人材に興味のある方はぜひお問い合わせください。
http://world-hr.com/

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