第1267回 2022/3/1〜7の歴史ニュース

1、怠惰の極地

ついに一週間も空いてしまった。

言い訳はいくらでも思いつきますが、結局はやる気の問題。

どうしてもnoteを更新するモチベーションが上がらなくなってしまいましたね。

自分でモチベがあがる仕組みを考え直さなくてはいけませんね。

さて、気を取り直して今回もヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。

ちなみに前回はこちら。

2、ニュースヘッドライン

①青森県西目屋村の「不識塔」と「広泰寺」が村の文化財に指定されて20周年 R8

②茨城県つくば市の平沢遺跡で市民参加の文化財保護に組み立てるという実証実験 R9

③ヨルダン南東部の大型人造構造物の近くで、9000年前の新石器時代の祭祀場 R7

https://www.afpbb.com/articles/-/3391568

④福島県大熊町で新たに製鉄遺跡を発見 R22

⑤香川県丸亀市の快天山古墳での石棺が、保存状態を調べるために再び掘り出され、市民に公開 R10

⑥慶長奥州(三陸)津波が東日本大震災の津波に匹敵する巨大津波だったことを示す痕跡を確認 R17

https://kahoku.news/articles/20220225khn000048.html

⑦京都市伏見区の淀城の発掘調査で、鳥羽伏見の戦いで焼けた土や礎石など火災跡を確認 R9

⑧名古屋市の大須観音宝生院に伝来する国宝「古事記」初めて所有主の大須観音で展示 R9 C

⑨群馬県高崎市の市指定史跡不動山古墳に隣接する畑から出火 R2 C

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220302-OYT1T50275/


⑩ウクライナの博物館で絵画が焼失 R10 C

3、身近な町の話題

いかがだったでしょうか。

みなさまの気になる話題もあったでしょうか。

個人的にはやっぱり⑥の慶長津波が地元の話題で印象的です。

東日本大震災を契機に過去の大地震や津波痕跡についての調査が活発に行われるようになりました。

中でも伊達政宗が直面したであろう慶長地震・津波は意外とよくわかっていません。

理化学的な調査成果が歴史の空白を埋めてくれるきっかけになるのは希望が見えますね。

続いては②の茨城県の話題。

学生時代を過ごした町の話題ということで関心があります。

市が実施するSociety5.0社会実装トライアル支援事業の採択案件として行われたもので

遺跡を管理するアプリの開発を目指すもの、とのこと。

筑波大学側はこの先、アプリ開発を継続して進めるための実施主体と資金調達に見通しのついたものではないとしている。

https://newstsukuba.jp/36837/26/02/

というのは残念ですが、次に繋がっていくことを期待します。

市民自身が参加している形がとてもいいですね。

自分の町の文化遺産は自分達で守る、そのような意識があるかどうかが

これから遺跡を守れるかどうかの分かれ目になってくるでしょうね。


本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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