第897回 2020/10/6〜12の歴史ニュース

1、今日も今日とて

Twitterを始めてちょうど4周年らしいです。

この世界で楽しく過ごせているのもかまってくださっている皆様のおかげです。

Twitterは多様な立場な方からの情報収集にも最適ですし、

自分の拙い発信を見てもらうツールとしてももう欠かせないものになっています。

世間的には炎上や誹謗中傷がひどくなっているような言説を見かけますが

私のフオォロワーさんたちは皆ステキな人たちばかりなのか

今も居心地の良さを更新し続けています。

さて、今回もヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。

ちなみに前回はこちら。

2、今週は特に掘り下げたい話題が盛り沢山

①奈良県明日香村の飛鳥寺旧境内地から出土した風鐸を科学分析し、年代特定へ R6

②東北大学図書館で所蔵する「狩野文庫」の資料約2万点をデジタル公開 R7

③東北大災害科学国際研究所は、市民参加型の「疫病退散プロジェクト」を立ち上げ R11

④長崎県長崎市の出島で発掘調査で遺構が確認できない建物の復元は困難だという見通し R14 C

リンク切れ

⑤宮崎県高鍋町の旧日本海軍最後の連合艦隊司令長官、小沢治三郎中将生家をゲストハウスに改修 R4

⑥中国の重慶市万州天生城遺跡の第3期(2019~20年)発掘調査が完了 R7 C

⑦栃木県佐野市の唐沢山城で石垣の解体修理開始 R6

⑧新潟県新潟市の曽我墓所遺跡の調査成果公開 R13

⑨東京国立博物館平成館で特別展「桃山―天下人の100年」を開催。11月29日まで R4 C

⑩イスラエルの洞窟で発見された30万年前の石器の新たな解析から、火を異なる温度に制御していた可能性があることを明らかに R20

3、こんな世界にもまだまだ希望はあるよ

いかがだったでしょうか。

②のデータベースの話題は既に触れました。

③の過去の感染症の記録についても県内の展示活用例とともに紹介しています。

④の話題はTVのニュースがソースだったのでリンク切れしてしまったので少し説明を加えますと整備が進んでいる長崎県の出島で、

当初復元を計画していた建物でも、発掘調査で構造が明確にならなかったことから復元を見送った

とのことでした。

最近流行の文化財を活用した観光振興の文脈の中で

学術的な確かさを優先した市当局の英断に賞賛を惜しまぬ声が数多く聞かれました。

⑨の特別展は仙台市博物館からも政宗公の甲冑も出展してるのでなおさらワクワクしますね。

地元で見たことのあるあの資料が他の地域のエースたちと並んでどう輝くのか。

全国大会に出場する地元校みたいで応援したくなります。

今日も世界はワクワクする新しい発見に満ちています。

本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

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