第1213回 2021/11/3〜8の歴史ニュース

1、飲酒noteにご注意

昨日は酔っ払って投稿したせいか、なんと題名をつけ忘れてしまいました。

本日も実はお酒を飲んでしまいましたが、昨日よりは酔いは浅いはず。

さて、今回もヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。

ちなみに前回はこちら。

2、ニュースヘッドライン

①京都府宇治市の黄檗山萬福寺と塔頭・宝蔵院で文化観光イベント「明朝体のルーツ 黄檗文化を今に問う」を2021年11月23日(火祝)~28日(日)に開催 R6

②ヨルダンのトール・エル・ハマムで3600年前の隕石の衝突の痕跡か R7

③1964年に発掘された京都府宇治市の金比羅山古墳の報告書が刊行 R8

④国宝「金印」を超高精細カメラで撮影した映像を福岡市博物館で公開 R12


⑤秋田県北秋田市の伊勢堂岱遺跡で遺跡保護のため環状列石にシートをかぶせる作業を開始 R11

⑥イタリアのポンペイで「奴隷部屋」を発掘 R9

3、謎はつきない

いかがだったでしょうか。

今週も10件に至らなかったですが、なかなか話題性に富んだニュースばかりです。

インパクトが大きかったのは⑥。

調査員のいる動画を見てもとても広い部屋には見れませんでしたが、ここに3人分のベットがあったことを思うと、やはり過酷な待遇であったのだろうことがリアリティをもって伝わってきます。

発掘調査で見つけた部屋の用途を推測する、というのはなかなか難しいものですが、さすがは一時で火山灰に飲まれたポンペイですね。

⑤の話題も新鮮でした。

石は永久的な素材、というイメージがありましたが、流石に北東北の寒さの前では養生が必要なのですね。

石の材質によっても劣化の度合いは異なるとは思いますが、

記事を読むと表面に撥水剤を塗っているがために帰って石材内部の膨張が及ぼす影響が大きくなっているように読めますが、その解釈であってます?

この間秋になったと思うともう冬支度、という感じです。

④については、3D画像とか超高精細とか、すごいことなのでしょうが、各地から先端技術を応用したコンテンツの話を聞くとそれほど物珍しい感じはしなくなってしまいました。

ただサラッと触れているだけなので逆に気になりますが

ラクダの形をした銅製の印鑑と比較することで、蛇の形をしたつまみは、もともとはラクダだったかもしれないという新たな仮説を学ぶことができます。

という部分。

その土地らしい動物を象って鈕(つまみ部分)を作っていたと聞いたことがあるような気がします。

ラクダの鈕はやはり西方の遊牧民族で、東の農耕民族だからヘビで、ということではないのでしょうか。

いつか金印をめぐる論集をどこかで見た気がしますので探して見たいと思います。

②もかなりインパクトのある話題。「聖書考古学」という言葉もある通り、

聖典に書かれた物語の舞台となった遺跡を探る、というのは考古学の歴史の黎明期から盛んに行われてきたことでした。

『旧約聖書』の中でモーセが語る神の怒りに触れて滅ぼされた都市、ソドム。

その物語を彷彿とさせるような、高温で焼き尽くされた都市遺跡。

温度と圧力を説明できるのは、地球外から飛来した物体の爆発以外にありえないという。

幼い頃に読んだ世界の謎に関する本の記述がまさに真実性を増してニュースとして飛び込んでくるとは予想もしていませんでした。

世界にはまだワクワクするような謎が残されていますね。


本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。




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