第566回 2019/11/12〜18の歴史ニュースまとめ

1、滞りなくすぎていくことが幸い

新天皇の即位に合わせて続く行事の話題が続きますが、

「大嘗祭」も滞りなく行われたようですね。

この連載でも何か触れたかったのですが、

準備不足でしたのでまた稿を改めます。

ヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。

ちなみに前回はこちら

2、今回から15件を超える場合は次回にまわします

①宮城県大衡村の彦右衛門橋窯跡で8世紀後半から9世紀初めの遺構を確認 R15

②東京国立博物館で2020年春に特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」を開催 R68

③ロシアのスモレンスクでナポレオンのロシア遠征に加わったシャルルエチエンヌ・ギュダン将軍の遺骨であると判明 R23

④長崎県平戸市の生月町博物館・島の館でかくれキリシタンに関する展示展示 R22

⑤中国河北省邢台市の泉寺郷柳林村で金代の墓葬を発見 R12

⑥大分県豊後大野市奥嶽川の岩壁に、江戸時代の墨書を発見 R12

⑦青森県南部町の聖寿寺館跡で枡形虎口を発見 R46 C

⑧京都府京都市の醍醐寺で瓦の拓本体験 R14 C

⑨長崎県の長崎歴史文化博物館で学芸員の「推し」を集めた展示会 R23

10岩手県盛岡市の遺跡の学び館で企画展「安倍氏最後の拠点 厨川」が開催。2020年1月19日まで R25 C

11岩手県盛岡市の盛岡城跡で発掘調査の現地説明会 R61 C

12京都府の賀茂別雷神社から宇喜多久家の文書を新たに発見 R57 C

13イスラエル北部ナザレ近郊テル・レヘシュ遺跡で1世紀ごろに建てられたシナゴーグ(ユダヤ教会堂)の跡を発見 R39

14文化庁文化審議会は埼玉県埼玉古墳群を特別史跡に指定するのが適当と答申 R28

15島根県津和野町で国指定史跡津和野城跡に無許可で作業道路を設置 R22 C


3、ここには書けない話は

貴方の気になるニュースもありましたでしょうか。

最もリアクションが多かったのは

②の来春の国立博物館の特別展の話題、

次に多かったのは

11の盛岡城の発掘調査現地説明会の話題でした。

14で触れた新たな文化財指定・登録については、本連載でもいずれ触れる機会もあるかと思います。

⑦の枡形虎口に関してはすでに触れました。

12の宇喜多久家の話題はコメントでも色々教えていただきました。

ちょっと基礎知識が少ないので詳述はできませんが、

戦国時代の黎明期ともいうべき時期の話は今人気がありますから

もっと盛り上がると新たな資料の発見が続くかも知れませんね。

15の無許可で史跡を破壊してしまった話題については

語りたいことは大いにありますが、立場上あまり立ち入った話はしづらいところもあり。

いずれ機会があれば、というかネットには書けない話もできる、オフ会に参加しませんか?

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本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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