第964回 2020/12/15〜21の歴史ニュース
1、雪はもうお腹いっぱい
クリスマス寒波
という言葉は耳にしますが、一週間も早くミヤギでもまとまった量の雪が降りました。
毎朝、雪かきをしてからの仕事。
できるだけ外回りを避けて、というのもそろそろ限界ですかね。
今年も残すところ10日ほどになりました。
さて、今回もヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。
ちなみに前回はこちら。
2、ニュースヘッドライン
①奈良県橿原市の慈明寺遺跡で石包丁の原材料となる流紋岩が大量に出土 R2
②宮城県仙台市歴史民俗資料館で特別展「仙台の災害~天災は忘れたころに~」を開催 2021年4月11日(日)まで R9 C
③沖縄県那覇市の首里城正殿は14世紀後半から存在した可能性 R5 C
④熊本大永青文庫研究センターが国産最古の葡萄酒の製造期間を示す史料を新たに確認 R9
⑤2020年度「世界考古学的発見トップ10」に、河南省許昌市霊井鎮の「許昌人」遺跡から出土した小さな鳥の像が選出 R13
⑥愛知県西尾市の博物館「岩瀬文庫」で吉良上野介の新発見書状を公開 R12 C
⑦中国チベット自治区ガリ地区桑達隆果(サンダルンガ)墓地で木製の俑を発見 R1 C
⑧中国湖北省の屈家嶺(くつかれい)遺跡で約5600~5300年前の炭化したアワ33点が出土 R6
⑨東京都港区の旧熊本藩細川家下屋敷跡の公開イベント R1
⑩ドイツの首都ベルリンにある私設美術館「サムライ・アート・ミュージアム」の創設者、ペーター・ヤンセンさん(72)が新たな美術館の開設へ R5
3、今年も振り返りの時期に
いかがだったでしょうか。
今週は2件も忠臣蔵の話題がありましたね。
忠臣蔵については今年分はすでにnoteにしました。
⑤の「世界考古学的発見トップ10」については検索してみても、日本語では他の9件の話題が出てこないところをみると、
日本において世界の考古学の最先端に関する興味関心はその程度なのかな、
と思ってしまいますね。
そろそろ年末を押し迫って参りましたので、今年の10大ニュースが話題になる頃です。
昨年は海外編と日本編(発掘成果編と展示企画編)と3つに分けてご紹介しました。
これから選出作業に入るのでなんとも言えませんが、おそらくは同じ形でまとめてみようと思います。
コロナ禍においても、発掘調査は継続され、数々の成果が上がっています。
一方展示企画は中止・延期の嵐が吹き荒れていましたし、集客にも苦労していたのではないかと思います。
個人的にも一年を振り返るいい機会ですので、楽しみです。
ぜひコメントで皆さんの今年一番気になった話題など教えていただけると嬉しいです。
そして、今年の10冊も選び始めていますので、近日中にご紹介できるかと思います。
本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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