第406回 2019/6/4〜10の歴史ニュース

1、今週の歴史ニュース総まとめ

さてもうミヤギも梅雨っぽくなってきました。

皆さんのところはいかがでしょうか。

個人的には6月は体調を崩しやすいので、いつも以上に要注意するようにしたいと思います。

さて、今週も国内・国外問わず歴史に関わるニュースがたくさんありましたね。

Twitterで関心を持ってリツイートした話題をまとめてみました。

あまりにも以前のリリースの情報は一部のぞいています。

見出しの後ろのRはいいねとリツイートが合計何件あったか、Cはコメントがついたことを示しています。

2、今週は18件!

①茨城県城里町の徳化原古墳の調査を町と茨城大学が実施 R82

②三重県大紀町で昭和20〜30年代に出土したとされる資料が纏向遺跡の土器と同じ粘土であることが判明 R58 C

③福島県喜多方市の灰塚山古墳の被葬者を復元 R69 C

④松江城の地下に長さ50m以上の戦時中の防空ごうとみられる巨大な空洞を発見 R24 C

⑤岩手県立博物館で保存処理のために預かった資料を無断で切り取り R19

⑥長野県松本市立博物館でジオラマ制作のために古写真の提供呼びかけ R33

⑦中国洛陽市紗廠西路で発掘された前漢時代の墓から見つかった液体が仙薬だったことが判明 R

⑧岐阜県岐阜市で信長居館跡の庭園整備にむけ調査を開始 R7

⑨京都府福知山市で福知山城の活用アイディアを募集 R29 C

⑩奈良県桜井氏の纏向遺跡で出土した桃の種に動物にかじられた痕跡がないことが判明 R140 C

11、富山県富山市の願海寺城跡で堀跡を確認 R15

12、中国浙江省杭州市の浙江省博物館で「越王の時代 呉・越・楚文化財の精華」展を開催 R13

13、ドイツ西部マインツの聖ヨハニス教会で地下の棺を発掘調査 R23 C

14、滋賀県栗東市の蜂屋遺跡で出土した法隆寺と同范の瓦を大津市の県埋蔵文化財センターで展示 R34 C

15、米ニューメキシコ州のチャコ・キャニオン出土の土器に残されている指紋から製作者の男女比を検討 R17

16、茨城県桜川市本木の雨引山楽法寺(雨引観音)にある金剛力士像が東日本最古の運慶様式だと判明 R41

17、兵庫県高砂市で工楽松右衛門が残した古文書約1万1500点を分析し、「工楽家文書調査報告書」を刊行 R37

18、手すき和紙の原料として貴重なトロロアオイの生産者が廃業へ R12

3、もっと拡散力をつけたい

いかがだったでしょうか。

⑩の桃の種の話題が最もリアクションが多かったのが予想外でした。

2700個出土しても一個も、

という数字のインパクトが大きかったのでしょうか。

それとも纏向遺跡の持つ重要性というところが注目されたのでしょうか。

個人的には⑤の話題がショックすぎて…

単体で別noteに雑感をのせましたので併せてご確認いただけるとありがたいです。

さらに新たな発見の話題ではないからか12の越王勾践の剣が展示されている話題はあまり注目されませんでした。

リツイートするタイミングやコメントがまずかったのであれば私の力不足ですね。

もっと歴史のニュースが話題になって、いろんな人とそれをネタにワイワイやりたいですね。

来週はどんなニュースと出会えるのでしょうか。

みなさんが気になった話題はありましたか?コメントでぜひ教えてくださいね。

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