第1131回 2021/7/6〜12の歴史ニュース

1、梅雨を乗り越えよう

ミヤギもすっかり梅雨らしくなって、

本日はゲリラ豪雨に見舞われるのではないか、と心配しておりました。

ちょうど小学生の見学案内があり、濡れたらかわいそうだな、と思っておりましたところ

なんとかパラパラ降られたくらいで持ち堪えたのでほっとしたところです。

さて今回もヘッドラインの後ろのRはコメントをつけてリツイートした際にいただいた、いいねとリツイートの件数、Cはコメントがついたことを示しています。

ちなみに前回はこちら。

2、今週は幅広いヘッドライン

①兵庫県小野市の浄土寺の衝立に巡礼者が記した墨書 R6

②宮城県仙台市の戦災復興記念館で休館前の最後の展示 R4

③世界遺産登録を見越して観光業界で準備が進む R4 C

④富山県高岡市立博物館で古文書の寄付を積極的に呼びかけ R7

⑤フィンランド南西部のヤルベンスオ1遺跡で木彫りの蛇が出土 R2

⑥奈良県山添村で古記録にない「謎の寺院」が発掘される R9

⑦英・ノーフォークの町ゲイトンで発見された、13〜14世紀に作られた銀製印章の文字をTwitterでみた一般男性が解明 R15

⑧京都市東山区の清水寺から新たに古文書を発見 R27

⑨中国陝西省咸陽市の乾陵博物館の陶器の人形から毛が生えた?と話題に R5

⑩宮城県大崎市の旧有備館で初公開となる伊達政宗の書状などを展示 R5


3、モチベーションを上げていこう

いかがだったでしょうか。

あなたの気になる話題もあったでしょうか。

個人的にはなんと言っても⑦のTwitterの集合知が謎を解明したニュースが一番刺さりましたね。

考古学や歴史学を正式に学んだことがない方でも

好きで普段から関連する話題に触れていることで、思いも寄らない気づきをえることができた、というもの。

専門の研究者であるヘレン・ギーク博士は素直に

謎を解いてくれたことに本当に感謝しています

との投稿をしていたとのこと。

自分が解けなかった、という悔しさもあったと推察しますが、謎が解けたことを最重要視していることがわかります。

研究者の鑑ですね。

私もこうしてTwitterで歴史に関するニュースを集めていますと

本業で何かの話題で、

似たようなニュースあったよな

と思い出すことが増えました。

いつかもっと大きな実を結ぶことを信じて細々ですが続けて行こうと思いました。

そして③の世界遺産登録を見越した観光振興の動き。

実は今日上司から

うちでも何か縄文に関する展示をやったらどうか

というご指示が。

資料館の展示計画はもう決まってしまっているので、公民館の一角に展示ケース一つ分だけでも展示していこう、と思いました。

ちょっと整理してみたいテーマもありますので、モチベーションは上がっているのですが、いかんせん通常業務も積み重なっているので、予定通りにいくかどうか。

なんとか形にできたらまたTwitterでご紹介しますね。

本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。









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