第294回 2019/2/11〜17の歴史ニュースピックアップ
1、今週の歴史ニュース総まとめ
今週もTwitterのフォロワーの皆さんありがとうございます。TL上で見かけたニュースで気になったものをまとめます。
出典となる新聞記事のリンクは時間が経過するとリンク切れとなってしまうものもあるのでご了承ください。
記事の後ろのRはいいねとリツイートを合わせたリアクション総数。Cはコメントがついたものを示しています。
ニュースをキッカケにコメントをいただいて、歴史談義をすることはとても楽しいので、どんどんリプください。
2、今週もホットな話題が集まりました
①徳島藩主・蜂須賀家の新年行事。古式の弓術再現 読売新聞(リンク切れ)R35
②東京都千代田区の国立公文書館で企画展「温泉〜江戸の湯めぐり」を開催 産経新聞 R62 C
③京都市考古資料館で平安京遷都前の北山背をテーマに特別展 朝日新聞 R20
④姫路市埋蔵文化財センターで姫路城の外堀をテーマにした企画展 神戸新聞 R23
⑤茨城県水戸市の偕楽園が今年の秋以降有料化する方針。県内在住者は無料 TBSNEWS R56
⑥奈良大学図書館で「考古学を築き支えた調査研究書ー日本考古学協会寄贈図書61,799冊からー」と題した企画展 奈良大学HP R29 C
⑦三重県鈴鹿市の市考古博物館で企画展「伊勢国分寺のすべて」を開催 伊勢新聞 R27
⑧石川県金沢市の千田北遺跡で金箔で飾られた木製笠塔婆が出土 朝日新聞 R3
⑨仙台市の京ノ中遺跡で平安時代の集落跡を発見。焼失住居も TBC東北放送 R40
10 岩手県平泉町の達谷西光寺の不動明王坐像を修復 岩手日日 R11
11 京都府京都文化博物館で「古社寺保存法の時代」滋賀県立安土城考古博物館で「近江の考古学黎明期」とともに明治以降の文化財保護軻の歩みをたどる企画展 日本経済新聞 R5
12 佐賀県文化財課が古代の吉野ヶ里遺跡発掘調査報告書を作成する方針 佐賀新聞 R12
13 石川県羽咋市の妙成寺で国重文の本堂に格子戸を立て込み藩政期の姿に 北国新聞
今回は企画展のお知らせが6件、発掘調査の成果が2件、修復に関するニュースが2件、その他にも多様な報道があったことがわかります。
3、意外なリアクション数
リアクション数は週の前半にリツイートしたものが20〜60件と多くのリアクションがありました。後半にも話題になりそうなモノがあるので人の目に触れた時間や回数が関わってくるのかもしれません。
最もリアクションが多かったのは②の温泉にちなんだ企画展。みんなやっぱり温泉好きですね。地方の温泉地でも歴史の展示で集客につなげることはできるでしょうか。
次にリアクションが多かったのは
⑤の水戸は偕楽園の話題。県外のお客さんだけ有料にするというという発想は我が意を得たりという感じ。常々わが町でもそのような形にしたいと思っていました。
地元の人には無料で公開することで、よく知ってもらって、広報役になってもらうことが大事だと思います。
外から友人を連れてきて案内するような形に持っていければ上出来ですよね。
県外のお客さんから少しでも売り上げが増えればそれを維持管理や顧客満足度向上につながるような整備に使えるような仕組みにする、これは文化庁から言われている文化財活用の流れにもうまく乗っていくことであります。
いいねとリツートがある程度つく、ということは意外とみんなこの考えに賛同してくれる、ということでしょうか。
⑧と11のニュースも個人的にはビックニュースなのですが、リアクションは少なく意外でした。
歴史ニュースをTwitterで集める、というこの取り組み、まだまだ学ぶことがありそうです。
皆さんはどのニュースが気になりますか?
ぜひコメントで教えてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?