第392回 2019/5/21〜27の歴史ニュース

1、今週の歴史ニュース総まとめ

先週は日本遺産やら世界遺産やらインパクトのあるニュースがありましたが、

今回も通常運転で行きますよ。

Twitterの世界で見かけた歴史ニュース、

フォロワーさんと語りたい歴史ニュースを集めました。

見出しの後ろにあるRはいいねとリツイートを合わせた数、Cはコメントがあったことを示しています。

2、今週も多様なニュースがたくさんあつまりました

①伊達政宗が織田有楽斎に送った礼状を研究者が解読 R42 C

②さいたま市中央区の与野西遺跡から和同開珎が出土 R54

③愛知県岡崎市の滝山寺で伝運慶作の木造帝釈天像(国指定重要文化財)の中に小さな木箱状の納入品を発見 R45 C

④京都市上京区の大久保利通の茶室「有待庵」が移築を視野に入れた解体保存へ R92 C

⑤佐賀県佐賀市の県立博物館で「最上大業物 忠吉と肥前刀」展を開催。7月15日まで R73 C

⑥佐賀県上峰町「明治維新150年記念さが維新関連事業」の一環で「鍋島夏雲日記」を活字化 R38 C

⑦京都市向日市で「五塚原(いつかはら)古墳」と「寺戸大塚(てらどおおつか)古墳」を買い上げへ R52 C

⑧ 静岡県三島市の三嶋大社宝物館で特別展「三嶋大社 古神宝集合」を開催。7月7日まで R68 C

⑨英国大英博物館で「マンガ」展開催 R29 C

⑩愛知県安城市の歴史博物館で消防に関する展示会。6月末まで R36

11 鹿児島県の鹿児島城の御楼門の復元進む R74 C

12 滋賀県栗東市の下鈎遺跡で「環権」という青銅製分銅を発見 R88

13 山形県米沢市の大南遺跡出土の「僧形神像」について、山形大学の調査で15世紀前半のものと判明 R27 C

14 愛媛県今治市の来島城跡が売却へ R44

15 愛知県豊田市長興寺所有の織田信長肖像画が竹の紙でできていることが判明 R51 C

16 広島県広島市で被爆遺構の保存・展示を目指して学術調査 R30 C

17 長野県立博物館で新たに武田信玄の朱印状を入手 R83 

18 京都府宇治市の平等院で源頼政840年忌に合わせ、特別展「源の頼政―歴史と伝説の交叉」を開催。9月27日まで R53 C

19 福井県坂井市の丸岡城で調査の結果、現存天守は寛永のものか R57

20 長崎県壱岐市の国特別史跡「原の辻遺跡」で古代米田植え体験イベント R41 

リンク切れ

3、たくさんコメントありがとうございます

今週のニュースは件数も多いですが、コメントをもらった数が多かった印象ですね。

ニュースをネタにして歴史好きと交流するという目的には近づいているのでとても嬉しいです。

リアクションが最も多かったのは

④の「有待庵」の話題。

歴史的建造物が多いだけに、失われてしまうケースも少なくありません。

紆余曲折の中、結局解体されたとは言え、移築復元できる可能性が残っただけでも希望があると考えましょう。

次に多かったのは

12 「環権」の話題。

なんだかよくわからなかったものが名前を与えられると次々認識されるようになったりするものですよね。

このニュースを契機にどんどん出土例が増えてくれることを期待しましょう。

あなたが気になったニュースはありましたか?

ぜひコメントで教えてくれるとありがたいです。


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