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資生堂 CM 「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」

資生堂の150周年企業広告。とにかく美しいCMで、メイク、化粧品というより、生き方、時代のその時々の美しさが描かれている。キャッチコピーからも象徴的な「美しさ」に対する取り組みの継続が感じさせられる。

個人的には広瀬すずのまさに現代、働く女性の美しさのパートで、歌詞を口ずさむシーンが好きなのだが、どの世代も本当に華やかさを感じるように構成されている。途中ガイドメイク(視覚障害者)のパートがさりげなくあるのも良い。

音楽は中村佳穂氏による「君のひとみは10000ボルト」のカヴァーなのだけれど、特にイントロが印象的。ワクワクするようなこれから未来に向けて何かが始めるような疾走感を感じる。

もちろん商品を宣伝するというのもテレビCMの重要な役割だと思うのだがこういった企業からのメッセージを表現するCMはとても個性があっておもしろい。最近ずいぶん少なくなってしまったけど、これこそ歴史ある老舗企業のなせる業だと思う。


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