見出し画像

アナログとかデジタルとか

生まれはデジタル世代だけれど、どちらかといえば、ずっとアナログ派だった。


例えば、本。これは絶対に紙がいいと思っていた。ぱっと読み返しができるし、好きな本が本棚に並んでいるのを見るのは、嬉しい。あと、手に取った時の重みとか、匂いだとか、触った時の質感だとか。本それぞれに個性がある感じもとても好き。

それから時計。デジタルよりも、断然アナログの時計がいい。目覚ましも、腕時計も、掛け時計も。きちんと数字が書かれていて、長針と短針のあるもの。見やすいってのもあるし、部屋の雰囲気や自分の服装には、こちらのほうがしっくりくる。

あとは、音楽。好きなアーティストの曲は、ずっとCDで集めている。借りてきてスマホやパソコンに入れるんじゃなくて、きちんと買って、自分のものにする。グッズと同じで、好きなバンドのものは、「物」で持っていたい。

ちなみに、メモも手書きが多い。スマホのメモを開くより、手元にある紙にさっと走り書きしたほうがずっと早い。スケジュール帳も、アプリじゃなくて紙のものを使う。これは単純に、手で書いたほうが忘れにくいというのもある。


最近、それがちょっと崩れつつある。かさばる本や雑誌なんかは電子書籍で買うようになったり、音楽もちょっと興味のある曲やアーティストを聞きたいときはサブスク(最近やっと意味を覚えた)を活用したり。映画も前は観たいものがあればDVDを借りていたけれど、今はもっぱらアマゾンプライムとかHuluとかパラビとか、動画配信サービスのお世話になっている。

少し前の自分だったら、信じられないって言うだろうけれど。考え方が前より柔軟になったのかもしれない。

実際、デジタルとアナログを上手く組み合わせて使うと、すごく便利なことに気づいた。そのときの状況とか、気分によって、使い分ける。場合によっては、アナログの方が節約になったり効率が良かったりすることもあれば、その逆もある。

アナログの方がいいとかデジタルの方がいいとか、色々意見はあるだろうけれど。どっちもいいとこどりするのが一番だな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?