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気持ちが交差する場所#11

「上瀬は瀬速し、下瀬は瀬弱し」

イザナギが黄泉の国から帰ってきて
禊をするシーンでのセリフ。

ここに立つイザナギは
どんな気持ちだったのかな。

川の流れは
どんな風にイザナギを慰めたのかな。
どんな風にお諭しを伝えてきたのかな。

川の流れは
もしかしたら
イザナミの愛そのもの
かもしれないよね。

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冷たい水の流れは
この時のイザナギにとっては
どんな風に感じたのかな。

川の流れも
気持ち一つで感じ方はいろいろ。

だから、人によって感じ方もいろいろ。
10人いたら10人の感じ方、気持ちがある。

 
それが自然の中にいなくても
交差する場所が
古事記なのかもなぁ。

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12000年前から
ずっと変わらずにある
おじいちゃん、おばあちゃんが
大切にしていた生き方。

ずっと変わらずに待っていてくれたんだ
って思ったら、
脈々と受け継がれた気持ちが
本当に嬉しくて嬉しくて
たまらなかったんだよね。

私の中にそういうものがあったんだって。

だから、私もそれを受け継いで
次につなげようって
思うんだよね。

泉から水がこんこんと湧き出し、
川の流れが紡がれていくように、
私たちそれぞれの物語も
湧き出し、紡がれていくんだね。

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私の役割はその中継点になること。 

 
 
湧き出しいるよって思い出すきっかけを作って、
流れはずっと紡がれて
裾野まで届くよって
見えるようにすること。

日常の中に
古事記の教えは流れているんだなぁ。
しみじみ。

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