結婚を機にICLを受けた話 体験記その1

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今回はICL(implanted contact lens:視力矯正に関する手術)を受けたので、その話をしたいと思います。

基本情報

 私は30歳直前の男性で既婚で子供はいません。職業は歯科医をしています。新潟に住んでいるため町中の移動も基本、自分で車を運転して行っています。視力は両目ー2.0くらいの軽度の近視でしたが、眼鏡やコンタクトレンズをしていないと運転はおろか、家の中でテレビも満足に見れませんでした。大学生のころから部活で硬式テニスをしており、近頃は回数は減りましたがたまに先輩に呼ばれて一緒にテニスをすることがあります。また就職してから自由に使えるお金が増えて、食費に回せるお金に自由度が増したこととストレスのために過食気味になり、5年で体重が10kgくらい増えました。そのためダイエットため近所のスポーツジムに週2回程度通って汗を流しています。

きっかけと理由

 きっかけは3つです。本当にこれだけでICLを受けました。

1. 眼鏡が邪魔くさい
朝起きたら枕元にある眼鏡を探すところから始まる。
お風呂やサウナに入る時に眼鏡が曇る、というかサウナでは眼鏡が熱くなりかけ続けられなくなる、そしてサウナ内で唯一時間をつぶすテレビがみれなくなる。
冬のラーメン屋に入ってラーメンを食べる時も眼鏡が曇り、そして調子に乗っていきよく麺をすするとレンズに汁がとんで油でレンズが汚れる、毎回レンズを拭くのもめんどくさい。
マスクして油断すると眼鏡が曇って2秒くらい前が見えなくなる、見えなくなってもいいがなんか恥ずかしくなる。
カメラのファインダーを覗くとき眼鏡が当たって目のピントがズレて被写体が上手く見えない、それで撮る写真もいまいち。
丸首のTシャツが眼鏡を付けているとうまく着れない。外れるか、眼鏡のつるの部分が耳にガーンとなる。
などなど…
上記に挙げたことは一例にすぎません。自分にとってはこれがストレスでした。

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2. コンタクトも邪魔くさい
合っているときは、大人しく目に収まってくれているが合わないときは本当にツラい(基本的に1dayか2weekのソフトコンタクトレンズを使っていました)。
パソコン作業など一定の距離でものを見続けていると、レンズが乾いてきて邪魔くささが出てくる。
テニスしているとき、レンズがズレると痛いし、直すためにコートを一旦出るため他の人に迷惑がかかり、申し訳なさが出てくる。
スポーツをする際にコンタクトレンズを付けたはいいが、その後デスクワークなどすると何とも言えない違和感が出てくる

最初は眼科を受診して処方箋の元にコンタクトレンズを買っていましたが、学生時代に金銭的にもったいないと思うようになり、途中で通販で安いレンズを買っていました。これもコンタクトレンズが合わないと感じた理由に繋がったかもしれません。

3. 裸眼(眼鏡やコンタクトレンズをしていない状態)に対する憧れ
目のいい友達と泊まりに行ったときや嫁と夜一緒に寝て、朝目覚める時に特に何もしないで生活をしているのを見て本当に羨ましいと思いました。それと同時に、上記に書いた眼鏡やコンタクトレンズで悩んでいることは本来全員がしなくてもいい苦労なんだな、自分もそれから解放されたいな、と感じるようになりました。

調査とその結果

レーシックという視力矯正法があることは知っていました。自分は怖がりだったので、できるだけ侵襲度合いが少なく術後合併症が少ないものはないかと他のに視力矯正法がないかWebで検索しました。結果としてICLとオルソケラトロジーが自分が受けてもよい治療法の候補に挙がりました。
幸いにして、自分の周りにレーシックとオルソケラトロジー(夜に専用コンタクトレンズを装着し角膜形態を補正、日中は裸眼生活を送れるというもの)を受けた人がそれぞれいた(各n=1)ので話を聞いてみました。

レーシック:出張先の35歳くらいの衛生士ママさん。子供3人いる。
矯正前の視力は両目-0.01くらいとのこと。自分が挙げた眼鏡・コンタクトレンズの不満は同じように感じていた様子。結婚前(婚活時?)にレーシック手術を受けた。術後10年くらい経つが、全然オススメです!眼鏡がない生活の快適さをひたすら聞いて羨ましくなる。育児の際に眼鏡は何かと不便とのこと。

オルソケラトロジー:後輩の歯科医。28歳くらい、独身。
高校生?くらいから現在までやっている(オルソケラトロジーのレンズの効果は基本1日ずつらしい)。専用コンタクトレンズを毎晩装着し寝ている。レンズは1年後と交換で1枚10万円、両目で20万円くらいとのこと。高校生の時は親にお金を出してもらって始めたが、快適なので今になってやめることができない、とのこと。彼は今でもバスケットボールを結構本格的に行っているがオルソケラトロジーに対する不満はあまりないとのこと。

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以上の聞いた話で感じたことは
・眼鏡のない生活はやっぱり快適そう
・視えるということについては受ける手術にあまり差はなさそう
でした。
その上でさらにネット検索をしていると、ICLはレーシックと比べて侵襲度が低く、オルソケラトロジーのように毎日なにかをしなければならない、というのはないとのことだったのでこの頃からICL受けてみようかな、と思うようになってきました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
続きは結婚を機にICLを受けた話 体験記その2に書きます。






 


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