結婚を機にICLを受けた話 体験記その2

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前回、書いた結婚を機にICLを受けた話 体験記その1の続き記事になります。

決断

近視のために眼鏡をかけていますが、その不便さになにかとストレスを感じていた自分でしたが、当初はICL(implanted contact lens:視力矯正に関する手術)を受けたいけどすぐ受ける!という状況までにはいろいろ思い悩むところがありなかなか至りませんでした。以下がその内容です。

1. 費用
ICLは高いんじゃ~!!(千鳥のノブさん風)。
一番初めにブレーキがかかっていたろことはここでした。ICLを受けるにあたって70万円ほど費用を自分の中で見積もっていたので普通に貯める準備期間が必要だな、と思いました。しかし、時間が経つにつれ自分に2つかしない目に対する手術で安物には手を出さないほうがよいな、その高いと思う金額には心の安心料も含まれると自分を納得させました。この考えが後にこの費用に対するブレーキを取り除くこととなりました。
また自分の一応、医療従者なので安すぎるのも医療として(滅菌や器具の使いまわしはないかどうか)不安を抱いていたので、ICLを提供している医院は少なくないですが、できるだけ安く済まそうといわゆる格安医院では処置は考えていませんでした。

2. 低侵襲とはいえ侵襲はある

自分は親知らず(智歯)などを抜く仕事もしています。具体的には患者さんの歯茎に注射をして局所麻酔をかけて歯肉や粘膜をメスで切って骨を必要に応じて削り埋まっている歯を見つけて抜く、抜き終わったらキレイか確認して切ったところを縫うなど、のことをしています。

こんなことを目で行う、、、これを最初、想像した時は正直怖かったです。
しかし、ICLについて継続して調べていくうちに切開の量も3mm程度で、手術時間は両目で10分程度(術者に依る)とのことだったので、これも時間が経つにつれて受け入れれるようになってきました。

3. 家族がいる

これは上記の1,2にも関わることですが、もしものことを考えると家族に迷惑がかかることも心配しました。その中でも手術を受けて、万が一にも目が見えにくくなり働けなくなったら、介護などで家族に迷惑がかかることを危惧しました。これについては本当に慎重にことを進めないといけないと思う一方で、妻には十分に説明をしようと思いました。特にその当時は新婚(結婚して1年未満)だったので。
妻にパンフレットやPCを用いてICLという手術があること、それがどのようなもので、実はそれを自分が将来受けようと思っていること、実際にICLを受けた人のyoutubeをみてもらい、術後どのような様子なのかをイメージしてもらうことでICLについて知ってもらうことを行いました。
最初は戸惑った様子で、心配もする様子でした。その上で、自分がいかに眼鏡に対しストレスを感じているかや、情報収集した上でICL手術はリスクは少ないと判断していること、を伝えて手術を受ける許可を貰いました。

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受診する眼科医院とタイミングの決定

家族の許可も得た上で、どの医院で、どのタイミングでICLを受けるかを検討しました。
どの医院で受けるかについては、出張先の眼科の先生に相談し、その際に頂いた
「ICLは術者に依って術後結果は変わりやすいので、できるだけ症例数をこなしている先生にやってもらうことをオススメします」
という言葉をもとにできるだけ症例数をこなしている先生を探してここに決めました。

サピアタワーアイクリニック 東京

ここには北澤先生はICLの権威と呼ばれる先生がいらっしゃいます。
また日曜日も診察・手術を行っており休診日は木曜日です。
最初にアドバイス頂いた眼科の先生に再度相談した際も
「北澤先生であれば大丈夫でしょう。」
とコメントされていたのでここでICLを受けることとしました。
自分は新潟在住であり、できれば新潟県内で完結させたい気持ちもありましたが手術が術者依存が非常に高いこと(自分は職業柄、大学病院で身をもって体験している)が挙げられるので、東京で手術を受けることに対してはあまり抵抗はありませんでした。

ICLを受けるタイミングとしては、眼鏡を一刻も辞めたいのでできるだけ早めとしつつ、仕事にできるだけ影響のないタイミング(手術当日はもちろん、翌日検診や、術後1週後検診が仕事にかぶらないようにする)で、暑くない時期(ICLすると最低でも当日は風呂に入れない、など制限があるため)を条件として検討しました。

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今回はここまでになります。
読んで頂きありがとうございました。
続きは結婚を機にICLを受けた話 体験記その3に書こうと思います。






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