日本人、いざというときのために力を温存しすぎなんじゃないか説

#日本人 #いざというとき #貯金 #仕事 #働く #いいモノ #いつかくる来るべきその日まで #いつ来るんだろう #そんな日は #今後に期待  

どうも。ひなまつりはひなあられを食べる日かと思っていたら、ちゃんとうちの相方はおひなさまを事前に出して、お寿司を作って、花も飾って、いろいろと頑張ってくれていて、感心してしまった、じーもです。(いつもありがとうございます。)

さて、今回は、昨日の帰り、思いついた話題です。もちろんそうでない方も多数いらっしゃるかとは思いますが、一般的な(よくある?)話として読んでいただけると幸いです。少なくとも私自身、そう感じていたこともあるので。(笑) まぁ気軽に読んでいただけると嬉しいです。

いざというときのために

まずはお金。とくに貯金です。何かあった時のために。いざというときのために。何が起こるかわからないから。

そんな風に思って貯金をすることが大事、と思っている方が多いような気がします。そのうち、貯金額が増えることに喜びを感じちゃったりして…。別に、そのことを否定するつもりはないんですけど。ただ、もしもの時のために、温存することが当たり前の風潮になっているなぁ~と感じるだけの話です。

もちろん、本当にいざというときは来ると思うので。備えがあることは大切だと思います。でも、時代の流れとして、お金で備えるのではなく、人のつながりや信頼で備えることへシフトしているような気もします。そんなことを言いながらも、結局、(とくに地方では)、お金の価値が高いのかもしれませんが…。

いいモノはお金持ちになってから

もうひとつ。モノについても、高価なものはお金に余裕ができたら、とか、せっかく"いいモノ”を持っていても高いから使わない、みたいなことがあると思うんです。

お金より信頼、みたいなことを言いましたが、現時点では価値を比較するためにはお金が利用されるわけで。その中で、高額な"いいモノ”というのは価値があるということだと思います。なぜ価値があるのか。

それは、職人さんなどの技術やクオリティに対するものだと思います(たまに例外もあるでしょうけど。)。そう考えると、使えば使うほど味の出てくるモノや、長く使えるモノであったりすると思います。そういった"いいモノ”を使うとどうなるか。

作り手としては、買ってもらえることで、大きな収入源になります。加えて、職人さんに憧れて目指す人も増えるかもしれません。とくにモノづくりは、なかなか機械にマネできないこともあるでしょうからね。

地球としても、たくさんのモノを作っては捨てる、というのではなく、一つのモノを長く使うことで、資源の無駄遣いが減る気がします。もう十分モノがそろってきている日本では、そろそろシフトしてもいいような気がします。

もちろん、使う側からしても、長く使えるのでパフォーマンスが高いと思います。納得感とも言い換えられるかもしれません。使った時間に対しての金額だけでなく。モノを使い込めば、それぞれ使った人の思い出を重ねることができると思うんです。使えば使うほど、長ければ長いほど、先々、たくさんの思い出を引き出してくれることでしょう。(思い出を引き出す"モノ”についてはこちらでも触れています。)

そうやって考えていくと、高額なものになかなか手が出ない、や持っていても使わないは、まさしく力の温存になってしまっているのではないでしょうか。ちなみに北欧などの国では、いいモノを長く使うことが文化としても根付いているようですね。

やりたいことは余裕ができたら

最後に、気持ちや仕事としても、力の温存は見られます。例えば、仕事。働くこと。時代として変化している気もしますが、まだまだ「仕事はお金をもらうため。我慢の対価がお金。」という考えがある気がします。それはそれで否定しませんし、十分大事なことでもあると思います。

ただ、心の中でモヤモヤや何か引っかかているものがある場合も、我慢してしまう風潮にあると思います。そして、お金に余裕ができたら。時間に余裕ができたら。といって、先へ先へ延ばしているような気がします。まさに、「きたるべきその時まで」状態です。

個人的な感想ですが、そんなに多くを望まなければ、アルバイトなどでも(とくに地方では)ある程度の生活を送ることは十分可能だと思います。それに、シェアの概念がもっと浸透すれば、それこそ、そこまでお金は必要なくなるかもしれません。そう考えると、仕事に縛られるよりも、自分のやりたいことを優先させた方が、自分にとって悔いのない人生を送れる気がします。

まぁそんなことを言っても、動くことには多少の勇気がいるんですけどね。周りの目も気になりますし、よかれと思って、その想いをぺしゃんこにしてくれる方もいらっしゃいますしね。(本人はいいと思ってやっているんですけどね。)

いつくるんだろう?

貯金を使わないといけない「いざというとき」

高価なものを使うべき「いざというとき」

自分のやりたいことができる理想の「いざというとき」

それらは、いつくるんでしょうね?仮に、今後、そのいざというときが来たとして、その時私たちは、それを実現できる状態にあるのでしょうか?こちらの記事でも書きましたが、意外と今こうやって生きているのは奇跡です。

もしかすると、健康な状態は今しかないかもしれないんです。(今後もある可能性は十分にありますけどね。)少なくとも、断言できるのは今しかありません。そう考えると、

「日本人って、いざというときのために力を温存しすぎてるんじゃね?」

と思ったりしちゃうわけですよ。人間の体を見てもよくわかります。脂肪は人間の体に栄養が無くなった時の備えです。そんな備えをいつまでも持ち歩いてしまっている状態(はい、私のことです。)。それって、どうなんだろう、と思っちゃったわけです。

何度も言いますが、決めるのは自分。あなたですから、だからどうしろ、と言いたいわけではありません。ただ、私自身が、私に対してそう思ってしまった、という話です。

最後に。

いろいろ書いて、否定的に感じるかもしれませんが、私は逆に希望ももっています。

「これだけみんなが力を温存してこの状態なら、みんなが本気を出せばもんのすごいことが起きるんじゃね?」

みたいな。(笑)

以上。今日もお付き合いいただきありがとうございました。よければまたお会いしましょう。では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?