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ニュートラルが心地いい

こんにちは。

毎週月曜日は、15時10分から16時50分まで演習授業があります。(zoom)
発表担当者が決まっていて、約1時間発表を聞いた後、残りの時間は意見や感想を言い合う時間。

私は意見を言う時にいつも身構えてしまう。
「これ言ったらどう思われるんだろう?」と考えて結局何も言えなかったり、「成績にも関わるかな、(?)なにか言わなきゃ」と義務感のような気持ちから発言したり。


とにかく楽しくはなかった。
「恥をかきたくない」「いい意見って思われたい」「先生に優秀な学生に見られたい」
他の人の意見も偏った視点できいてしまっていた。
誰かが少したどたどしく言葉を選びながら言っているのを聞いて、なぜか私が恥ずかしく感じてしまったり。
そんな自分が最低に思えたし、こころもとなくて苦痛でしかなかった。


けれども今日はいつもと違った。
発表を聞きながら自然と考えが浮かんできた。
「これってこの場面とつながる!」「私の親子関係に似てない?」とか。
そして感想タイムになった時に、純粋な気持ちで手を挙げて自分の言葉で思ったことを話せた。


「褒められたい」「すごいって思われたい」という、いつも私の心のベースにうすーく漂う気持ちはみじんもなかった。
ただ、思ったことを言おう、とてもシンプルな気持ちだった。
【哲学カフェ】で楽しく話していた時の感覚に近かった。


私が今この意見を言ったとして、肯定的に捉える人、否定的に捉える人がいるだろうけれど、他者の反応に関わらず「私が思った」という事実があって、そう考えた根拠もある。
聞く側でも一緒。
感想に「正しい」や「間違ってる」なんてない。
ニュートラルな気持ちで言いたいし、聴きたい。


判断をやめたらすごく楽になった。
普段カフェで友達と話しているときのように、軽やかな気分で皆の意見が聞けた。


先生が私の言ったことに対してコメントしてくれたことも嬉しかった。
でもその嬉しさの質がいつもとは一味違った。
今までは「肯定してもらえた!(Reiとしての人格も含む)名前挙げてもらえた!」と舞い上がっていた。
今日は、無私の私(大きい方の自分)に重きを置いていたから、コメントして下さった先生の行為よりもおっしゃった内容に目がいった。
先生の補足によって、理由や関連する知識が加わり、「考え」自体が深まっていく喜びを感じた。


「考え」は誰のもの?

以前書いたnoteの実践の一歩を踏み出すことができて希望を持った。

https://note.com/tulipes_joie/n/n3a712fe977e6


「慣れ」が大事だと思うから、これからも臆せず「小さい方の自分」をフェードアウトする場面をつくりたい。


読んで下さってありがとう!

#意見交換 #感想発表 #オンライン授業 #大学生 #緊張しい #ニュートラル #ニュートラルな視点 #純粋な気持ち #承認欲求 #自分のものさし



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