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入学式は絶対いく【音声と文章】

山田ゆり
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※note毎日連続投稿1515日をコミット中1431日目。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、短い時間で楽しめます。





おはようございます。
山田ゆりです。


今回は
入学式は絶対いく
をお伝えいたします。




「入学式には絶対出る。
お父さん・お母さんが行かなくても
自分は一人で入学式に行くから」


二女ははっきりそう言った。



二女の中学の入学式まであと2~3日という日に
同居している父(二女にとってはおじいちゃん)が急逝した。

母や夫は、これから喪に服すのだからお祝い事には参加できないと思い
入学式は「忌引き」するつもりでいた。
それが大人たちの常識だった。

それを二女に伝えたら冒頭の言葉が返ってきた。


二女の説明はこうだった。

「入学式当日から休み、しかもそれから連続して学校に行かなかったら、
不登校だと勘違いされるかもしれない。
私はそう勘違いされるのは嫌だ。

新しい学校で友達を作るタイミングを失うかもしれない。
自分はそんな不利な状況が分かっていて
それに甘んじるのは嫌だ」


二女はこのような内容の事を私に言ってくれた。



小さいころから嫌なことは嫌だとはっきり言う子だった。
そして、物事を自分のことととらえ
自分で決断する子に育って行った。


大人の常識の私たちは
忌引きすべき時に学校に行くなんて。
ましてや入学式というお祝い事に参加していいのだろうか。
こんな思いで迷っていた。


夫と相談をし、本人が望むのだから
その気持ちを尊重しようという結論になり、
夫と私は入学式に夫婦そろって出かけた。



その頃まだ夫は会社員をしていた。
二女の入学式の為に夫も私も、有給休暇を申請していた。
入学式、卒業式、学習発表会、授業参観、運動会などの学校行事の時は
夫婦二人で参加することと、私は勝手に決めていて、
その都度夫には有休をとってもらっていた。


「あら?来れたの?良かったわねぇ」
「うん。娘がどうしても行くって言ったもので」

入学式に行ったらご近所のNちゃんのお母さんが
夫に軽く会釈をしながら私に言った。
ご近所のお友達が6人いて5クラスのクラス分けで
二女はお友達とは別々になった。

それでも二女は周りの人たちに積極的に話しかけ友達を作っていった。



当時を振り返って二女は言う。
「あの時の自分の判断は間違っていなかったと今でも思う。
自分の決断はいつも正しい。そう思うようにしている。
たとえ他人から見たら失敗だと思えることでも、
それは自分で選択した結果だから
それはそれでいいと思うことにしている」


私が娘の立場だったらどうするだろうか。
世間一般の常識に従い、
入学式と数日間は休んでいたかもしれない。


何事もスタートが肝心。

二女のあの時の決断は、英断だと思う。
いや、二女はいつも自分の決断を肯定している、そういう人だ。


そして、寝る時は今日一日のことを全て
「良かったこと」と思って二女は寝ている。


その強い意志。
誰に似たのか。
私ではないことは確かだ。




我が娘ではあるが、見習いたいものである。







今回は
入学式は絶対いく
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。



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