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#好きだぞピカクロス(401〜410日目)
休みと休みの狭間。
AM2:00のまどろみ。
吸い込む空気が喉を伝う感覚。
言えなかった後悔。
出来なかった後悔。
覚醒しきらない頭に全て委ねて、
私から捨ててしまおう。
おはよう世界、
もう私は怖くないよ。
#好きだぞピカクロス(391〜400日目)
幼稚園で演じた蜂も、
小学校で演じた魔法使いも、
中学校で演じた小学生も、
高校で演じた妖精も、
全部全部、私じゃなかった。
私じゃない誰かになるのは、
嬉しくて、ちょっと悲しいことだった。
演じることで誰かの心を動かせる人は、
本当に凄いと思う。
私がどれだけ取り繕って演じても、
誰の心も動かせないと知っているから。
だから、手を伸ばすことをやめたんだ。
握り込んだ拳は、
#好きだぞピカクロス(381〜390日目)
常に時間は進んでいくから、
毎日、過去の自分に別れを告げて。
明日のことはわからないから、
わからないまま進んでいくしかない。
生まれた瞬間から、刻一刻と死に近づいて、
いつかは必ず死んでしまう。
そんなこと、ずっと前から知っていたのに。
どうしようもなく別れを告げたくない日があって、
進んでいくことをためらう日があって、
大切な人の死が恐ろしいと思う。
さようなら、昨日の私。
#好きだぞピカクロス(371〜380日目)
明確な答えの出ない問題と向き合う時、
私はいつも逃げてしまう。
私の願いを悟られないように、
君に気付かれないように、
後ろ手に隠してしまう。
そのくせ本当はきっと、
君にわかってほしいんだ。
面倒な人間でごめんね。
ごめんね。
#好きだぞピカクロス(361〜370日目)
もしも私の記憶がなくなって、
沢山の大切な人達を忘れてしまったとしたら、
この沢山の言葉達は、
私の目にどのように映るのだろう。
失ってしまった何かに、
私は泣いたりするのだろうか。
そしてある時思い出して、
私は笑ったりするのだろうか。
笑って、笑って、笑って、
何と意味のないことをしているのだと、
そこで立ち止まるのだろうか。
でも、そんな起きるかわからないことの為に、
#好きだぞピカクロス(351〜360日目)
正しさを求められることが苦手で、
曖昧な世界の中で生きている。
優しくない自分が苦手で、
自分で自分を傷付ける。
世界からしたら私は、
誤答だらけの落ちこぼれなのかもしれない。
時々そんな自分が苦しくて、
目を閉じてしまいそうになる。
でも、そんな時でも、
私の好きな音達は変わらなくて。
ああ、私は救われているのだな。
今日も、明日も、明後日も。
#好きだぞピカクロス(341〜350日目)
今日も生きていて良かったと笑って、
明日も生きていたいと願って、
さして意味のない日々を送りながらも、
まあこれも人生だと諦めて、
とぼとぼと歩く。
走るのは疲れるからって、
私を追い抜いていく沢山の人をみながら、
ぼんやりとこれからのことを考える。
どうせ生物は老いていくのだし、
未来はわからないのだし、
自分の機嫌は、自分で取りながら生きていくしかないのだから。
50年後
#好きだぞピカクロス(331〜340日目)
ぽろぽろ、ぽろぽろ。
ぐすっ、ぐすっ。
嬉しくて泣くのも、
悲しくて泣くのも、
面白くて泣くのも、
幸せで泣くのも。
何もおかしなことじゃないけれど。
感情が目に見えてしまうのは、なんだか恥ずかしくて。
私も大人になったんだなあ、なんて、
もう大人になって随分経つのに、
そんなことを思ってしまう。
それでも、涙で心を洗い流すことが出来るのならば、
そうやって、明日も生きてい
#好きだぞピカクロス(321〜330日目)
職場の後輩から手渡されたお菓子をみて、ああそうか、と思い出す。
バレンタインデーなんて、もう何年も何もしていない。
ごめんね、何も用意してない!と謝って、ホワイトデーのお返しを考える。
彼女は基本何でも食べそうだけど、何が好きかな。
そもそも私は、プレゼントは苦手だ。
というより、渡すと大体後悔する。
あんなもの、渡さない方が良かったんじゃないかって。
自分がもらったら嬉しいもののは
#好きだぞピカクロス(311〜320日目)
無理に隣にいようとしなくて良い。
辛いなら能動的に関わらなくても良い。
でも、無理やり関係を終わらせなくても良い。
思ってるだけでは伝わらないとわかっていても、
口に出す勇気がない。
またそうやって、
今日が終わっていく。
きっと言えるよ。
そうやって自分を励ましながら、
明日が始まっていく。
おはよう。
世界は今日も回っているみたいだよ。
#好きだぞピカクロス(301〜310日目)
『僕は叫ぶよ それでも生きてるんだって』
『それでも僕らは前を向いてく』
好きなものを好きでいるために、
必要なことってなんだろう。
好きなものを嫌いになるために、
私は何をしたんだろう。
手を離すことは、
別にそんなに難しいことじゃない。
一方的に掴んでいた手は、
私が離せば良いだけなのだから。
だからこそ、
私は手を離さない。
そうやって、
昨日の自分を救うために。
#好きだぞピカクロス(291〜300日目)
『そんなの本当は 出来る訳ない ワケがないでしょ!』
『それでも これからも歩いてゆける そんな気がするんだ』
捨ててしまいたいものが沢山あって、
捨てたくないものも沢山あって、
正解はいつだってわからなくて、
不正解だとわかるのは終わった後で、
後悔している自分が嫌いで、
でももしやらなかったら、もっと後悔していたかもしれなくて、
そうやって積み重なっていく。
やっている間は後
#好きだぞピカクロス(281〜290日目)
『何もない僕にも光は差し込んでいたんだね』
『僕はずっとひとつ言いたくて たまらないのにわからなかった』
悲しい出来事が起きる度に、
自分のちっぽけさに泣きたくなる。
大切な人が笑っているだけで、
良かった、と安心する。
沢山の感情を抱えながら、
諦めずにまた進む。
諦めたくないうちは、
諦めずに生きていこう。
2024年も、君が沢山笑えますように。
《笑う門には福来る》から
#好きだぞピカクロス(271〜280日目)
『何だ 何だ 幸せ とは』
『またねって また会えるから僕ら』
目を閉じて、ベッドに横たわる。
枕に顔をうずめながら、空気を吸い込む。
洗いたてのタオルの柔軟剤の匂い。
顔にあたるふわふわとした感触が心地良い。
私の隣に並んだ抱きまくらを撫でながら、
この幸せを噛みしめるのだ。
そして朝が来る。
うーん、起きたくない!!笑
布団が恋しい季節。
今年が終わる。
また来年も君に
#好きだぞピカクロス(261〜270日目)
『あの日散らばった花びらが 僕の心を撫でて 触れて』
『いま 音にならず胸の中で膨らんだ 願いもいつか花になる』
捨てることが昔から苦手だった。
集めていたシール、
着なくなった洋服、
積み上がった雑誌、
どれももう『いらない』はずなのに、無くなってしまうのが嫌だった。
『まだ』
『いつか』
そんな言葉を言い訳にして、
自分が安心するための世界を作り上げていた。
大切なものが
#好きだぞピカクロス(251〜260日目)
『消えた傷が痛がるから それを全て 怖いまま残して』
『手探りの呼吸で 苦しくて止まってる』
また日常が戻ってきたとして、
それは前とは違う日常なのかもしれない。
何かを得た代わりに、
何かを失っているのかもしれない。
私が悲しんだ現実だって、
誰かにとっては大したことではないのかもしれない。
変わったり、
失ったり、
悲しんだり、
そうやって色んなものに振り回されながらも、