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25)フキハラしていた自分に卒業


『フキハラ』とは

パワハラ、セクハラ、モラハラと同じく相手に不快な思いをさせたり嫌がらせたりする行為で『不機嫌ハラスメント』を略した造語。不機嫌な態度で特定の相手を委縮させ、相手が過剰に気を遣う状態を『フキハラ』と呼ぶ。


そう、わたしは気付かぬうちに
『フキハラ』していた。
相手は旦那さん。

もともと、夫も私も平和主義なので
一緒に過ごした日々は割と穏やかだった。

それなら いつからだろう‥‥

いや、きっと私が仕事を辞めてからだ。
膨大な仕事量、毎日のサービス残業
リーダーとしての劣等感や重圧
私は常に不安定な状態で仕事をしていた。

そんな私を受け入れてくれたのが
旦那さんだった。
家事が出来なくても文句を言わず
一緒に深夜空いているチェーン店でうどんや牛丼を食べた。
窓越しに映る家庭の灯りをぼんやりとみつめては普通の生活が出来ないお互いを慰めていたような気がする。


しばらくして、私は仕事を辞め、そういったストレスから抜け出せた。
しかし、贅沢なことに物足りなさも感じた。
仕事は大変だったが、自分を求めてくれ、認めてくれる人がいるということは自分の生きる活力になっていたように感じる。

故郷に帰れず、両親や友達にも会うことも出来ず、毎日会話をするのが旦那さんだけ。
物足りない私は全てを旦那さんに求めていたような気がする。

なんでわかってくれないんやろう。
気が利かんなー。
些細なことでイライラする。
不機嫌な態度をとり、相手に気づいてよーと
駄々をこねる子供のようだ。


昨日たまたまネットで
『フキハラ』という言葉を知った。
これ、わたしやん!
記事をみて反省した。
不機嫌な態度をとっても事体を良くすることはきっとない。
こういった行為は卒業しよう。
死ぬまで一緒にいるのだから
やっぱりお互い気持ちよく過ごせるような
努力が必要やなぁと改めて感じた。


旦那さんよ、ごめんね。
そして、いつも帰りにチロルチョコをたくさん買ってきてくれてありがとう。










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