よく分からないモヤモヤの正体とは？

ある特定の方と一緒にいると、明確な理由がハッキリと分からないけれど、精神的にどっと疲れたり、何だかモヤモヤするなぁ…と感じる事はありませんか？

怒る程でもないけれど、理不尽さを感じながらも、自分の気にし過ぎかなぁ…と思ってみたり、
何かスッキリしない。

会う度に、何故か自分ばかりが我慢してしまい、疑問ばかりが残り考え込んでしまったり。

その相手と、健全なコミニュケーションは
取れていますか？
その相手と、会話のキャッチボールは
出来ていますか？
その相手から、責められている！と感じた事はありませんか？
その相手と、リラックスしながら対等に
話す事は出来ますか？

会話の中や、日々の生活の中で
モヤモヤする出来事は意外と多いのです。

その、モヤモヤの正体とは…

実は、健全なコミュニケーションを取る事が
難しい方からのPAです。

PAとは:(Passive Aggression パッシヴ・アグレッション)受動的攻撃。

目には見えない、見えにくく感じ難い方法で、相手をコントロールし、攻撃してくる手段です。

つまり、上から目線で極めて自己中心的であり、あなたの心を傷つけ奴隷化しようとしてくる人！と言うと、思い当たる人が頭に1人は浮かぶのではないでしょうか？

例えばPAを受けるとどの様になるのか？

罪悪感や居心地の悪さを感じたり、とても不快な気持ちになり、心の中がザワついたり、モヤモヤが溜まったりします。

自分の考えを明確に表現せずに、言葉を濁しながら、相手が察し理解してくれるだろうと思い込む。相手が理解しないと分かると、相手のせいにしたり、不快になる言葉を発したり態度に出す。

・周りに陰口や噂話を広める
・相手を責め立てる
・シカト、無視し相手を孤立させようとする

証拠が残りにくい方法を取り、
言葉や態度で相手を攻撃します。

職場でもいませんか？

疲れた！忙しい！とイライラしてる人。
→あなた:手伝いましょうか？
と、伝え手伝う。

些細なミスをすると、手伝った相手のせいにし
責め立てる。
→手伝って！等と私は言っていない！
と言い訳する。

下記のPAの会話の例をお読み下さい。

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☆さん｢何食べようか？｣

□さん｢☆さんが決めて良いよ！｣

☆さん｢じゃ、ハンバーグが食べたい！｣

□さん｢んー、昨日のお弁当ハンバーグ…｣

☆さん｢じゃ、パスタはどうかな？｣

□さん｢昨日の夜食べた…｣

☆さん｢じゃあ、洋食と和食どっちが良い？｣

□さん｢ん～どっちも気分じゃないなぁ｣

☆さん｢じゃ…中華系は？｣

□さん｢それならいいよ！！｣

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□さんは、☆さんが決めても良いよ！と言いながら、最終的には、☆さんが□さんに合わせる形で終わっています。

この様に最終的には、☆さんが□さんの食べたい物に合わせてしまい、☆さんの食べたかったものは食べられなくなってしまいました。

様々な場面でこのPAは見られます。

【コミニュケーションに必要なこと】
⿴お互いが尊重し合える関係性であり、安全に会話が出来き、尚且つ自分の意見も安全に話す事が出来る。

｢会話はキャッチボール｣

⦿話す時
⇒話す相手が受け取りやすいよう配慮する。
・声のトーン
・一方的な話では無いか？
・相手との境界線やパーソナルスペースの配慮はしているか？等を考える

⦿聞く時
⇒思いやりを持ち、理解しようとしたり、注意深く聞く。共感も大切な要素です。
・相手の立場に立って考えてみる
・相手の目をみる
・相槌を入れ理解しようとする

【一方的なコミニュケーション】
⿴キャッチボールが成立しない。

｢会話がドッチボールの様になる｣
ドッチボールは、相手にボールを当てて攻撃し、枠の外に出して行く遊びですよね。

⦿話す時
・怒鳴る
・相手の意見を否定
・非難する
・日によって言う事がコロコロ変わる
・意味をすり替える
・大きく見せかけ大袈裟に話す
→普通は～、一般的には～、常識でしょ！、みんなやってるよ！等

⦿聞く時
・耳を傾けない、傾けようとしない
・理解しようとしない
・相手の立場は無視
・スマホをいじりながら適当な返事
・聞くよりも話したがる(ボールをぶつけたがる)

この様に、一方的なコミニュケーションをとる方との会話は一方的に進む為、相手が我慢したり、モヤモヤが残る訳です。

【PAの特徴】
⦿暴力も無く、威圧的な態度でもなく、暴言と言える程の強い言葉では無い為、コントロールされていると気が付かないが、後で嫌な気持ちが膨らんでくる。

⦿攻撃的に見えにくく、誰でも使いやすい

⦿証拠が残らない
→あなたの思い込みよ！考え過ぎね！そんなつもりで言ったのでは無い！神経質ね！等と誤魔化される事が多い。

PAがあると…
信頼関係を築けず、良い関係も直ぐに
壊れてしまう。

【PAの対処方法】
⦿これは、PAが起きているかも？と気がつこう！

⦿PAにより、罪悪感や落ち込み、モヤモヤ等の感情は、相手からコントロールされたものなので、
｢不要なものだ！と強く判断｣しましょう！

⦿ハッキリとPAですよ。と言える関係性ならば言ってみるのもひとつの方法ですが、暴力や暴言にに繋がる様な方へは、絶対に指摘してはいけません。何故なら｢言っても無駄｣なのです。
PAは繰り返し行う人が多く、指摘するとやり返される場合が多い。→無視や嫌がらせ等。

【結論】不快な事をする人からは離れましょう。

ただ、離れる事が難しい場合もありますよね。
その場合は、具体的な会話をする様にしましょう。

私は○○なので、□さんに言われた○○を
今から○○しますね！

この様に、｢私は○○です｣と会話の中で、
私は○○と確認しながら、言わなくても分かるだろうや、何となくこの様な意味だろうな？等と考えずにきちんと確認しながら会話をしていきましょう。

最後に…
実は、軽いPAは誰もがしており、されたりしたりした経験があるものです。

子供の頃におもちゃが欲しくて
｢だって！みんなもってるよ！！｣と言った事はありませんか？

｢みんな｣という事で無意識に、相手をコントロールしようと必死なのです 笑

無意識に出る些細な事もあれば、相手を悪質にコントロールし、相手に不快感を与えるものまで様々です。

本日は、PAについて書きましたが、
PAをされた時、自分を責めないで下さいね！
そのような相手は、話が通じない人なのだなと思い距離をおきましょう。

本日、ご縁がありをこの記事を読んで下さり
ありがとうございます。
明日からの生活に役立てて頂ければと思います。

今日、あなたが幸せに過ごせますように…
それでは、また次回お会いしましょう！
心理カウンセラー河村 健太郎

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