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日記195:「清潔な生活」

ビバ!

聞いて驚け。
今月、毎日部屋に掃除機をかけている。多少ものをどかさずにざっとかけたりなどすることはあるけれど、それでも毎日続いている。
暑くなりつつあることもあってか風呂にも入っている、やはり今月、ずっと。失敗した日は1日2日あったと思うが、それにしたって目覚ましいことである。

精神に不調を抱える人間というのはいかんせんどうも清潔さを保ちにくい。行動を起こすため、キープするため、完璧にこなすための気力体力労力にほとほと欠けているのである。
私もまあ、これまでも昔よりだいぶ清潔な人間になったとはいえ、たとえば風呂だってシャンプーと洗顔という個人的最低限のそれで済ませざるを得ないことは頻繁にあったし、疲労にかまけて1ヶ月くらい掃除機をかけないこともざらにあった。数年前に寝たきりから復活した人間とはいえど、いや、だからこそなのか、まだまだ至らね〜な…と思う部分がそこかしこにあったわけだった。

なんだかんだいって回復してるよな、と思う。
回復する余地が、つまりぶっ壊れが戻らない部分がまだまだあるのだな、とも思う。
そういうのも人生だと思うし、人生において出遅れた人間というのは、後半部分においしいところがたくさんある。旨み成分が凝縮されているというか、後回しにされているというか、そんな感じだ。
そんな感じだから、旨みを味わうための口は清潔にしておきたいと思う。今年ももう夏ですね。

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