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日記202:「放送大学在籍5学期目に向けて」

単位認定試験はもうすぐ。

これは放送大学のアカウントでぽちぽち書いたことの書き直しのようなものなのだけれど、まとまった形として残しておきたいので日記にしておく。

私は2024年度は選科履修生で入学したので、継続入学の手続きを初めてせずに2学期を迎えるのだけれど、1学期の単位認定試験が近付いてくるにつれてそのことがなんだか近しく感じられる。なんというか、1年丸々大学に在籍するというのは、不思議なことだなあ、と。
確かに今学期ですでに2年分在籍してはいるのだが、それは科目履修生で在籍していたわけである。うまく言葉にできないのだけれど、書類の決まりごとの上で1年を通した在籍が決まっている、おのが手でそれを決めたというのが、なんだか感慨深く感じられるのだった。

今期は心理学の科目をふたつ履修した。「司法・犯罪心理学」と「障害者・障害児心理学」である。
この科目を選択したのには一応の理由があって、ひとつは心理学というものを大学で腰を据えて触れてみたかったこと、もうひとつは試験の平均点が高いことだった。
かつて私は自分でテキストを買い、ノートに書き、そういう形ではなくて決まった一連の流れのある学びをしたいと思ったことがあった。それが理由で通信講座で心理学系の資格をとってみようと思い立ったことがあった。
結果としては、面白いけれど、なんだか違うんだよなと感じた。なんだか違うんだよなと感じたけれど、面白かった。
それが回り回って今、放送大学という教育機関で心理学に触れることになったのは、なんだか過去のおのれを救っているような気持ちになるのだった。
平均点の高さで選んだことにより、通信指導を解いてみたり過去問を解いてみたりとすると、だいぶ自信のある出来となった。来月の単位認定試験まで1ヶ月弱あるけれど、現段階で十二分の理解がある自負がある。
こうなってくると、来期はもう少し広い範囲から履修する科目を選べるように思える。ひとつ増やして3科目受けてもいいような気もするし、平均点が若干低い科目に手を伸ばしてもいいような気もする。

来学期、楽しみだな…と思う。
時折自信をなくす。自信をなくすというか、迷うというか。
長年かけて中学の学び直しをしているけれど、行ったり来たりでなかなか進歩のない日々だ。こんなことをしているよりも、その時間を健康管理しかり外出練習しかりに充てた方がいいんじゃなかろうかとか、そもそも自分は勉強にはあんまり向いてないんじゃなかろうかとか、色々なことを、思う。
けれど、私の生活において、放送大学は、本当に大きな支柱となっている。生活習慣もととのったし、余暇の過ごし方も安定してきた。Twitterの同じ放送大学の学生たち、あるいは他の通信制大学生や学び直しなどを行っている人々を見ると、この世は本当に色々な人がいるのだと思うし、ときどき行うリプライでの交流は、私の生活における数少ない他者とのコミュニケーションだ。
そういうことがあると、放送大学でもっと色々なことに挑戦してみたいと思える。他の学びに挑んでみたいと思える。だから、学び直しにも、何度も折れつつ挑むことができる。
来学期が楽しみなのだ、やはり。そして同様に、今学期も楽しいのだった。

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