見出し画像

夫婦は究極の人間関係 妻の言っていることが分からない夫の皆様へ

女性は感情の生き物。

時として男にとっては、女性が何を言いたいのか、なぜそんなことを言うのかさっぱり分からないということがあります。


人によっては、平気でこちらが傷つくようなことも言ってくることもあります。


最近、自分の感情をコントロールできない人が増えてきています。これは、女性に限らず、男性もそうです。


・結婚式という改まった場で、立ち食いをしてしまう(立食でない場合:こういうの男性に多いそうです。これはそもそも、育ちとかTPO不足ですね)

・海外旅行へ行き、その時の会話やその時の食事を楽しんでみればよいのに、「もうあきた」と言ってしまう。

・大切な人なはずなのに、「死ね」とか「もっと給料もってこい」とか相手の尊厳を奪うことを言ってしまう。


いくら夫婦だとしても、やってよいことと悪いことがあるのです。しかし、長年付き添ってしまうとどうしても「素」が出てしまい、「甘え」が出てしまう。


お互いに我慢すべきところは我慢すべきだし、相手を尊重すべきところは尊重しなければならないと頭ではわかっているのに、ついケンカになってしまう。


夫婦ケンカのストレスは結構重たいですよね。


特に、夫の方が様々なことを頑張っているのに、認めてもらえない場合は、「自分の努力をわかってもらえない」「理解してもらえない」と男性の気持ちが萎えてしまいます。



男性の脳と女性の脳はそもそも構造が違うということは、よく言われています。男性の脳は問題解決、女性の脳は感情を優先するなどです。男性と女性の会話の目的がそもそも違うということになります。


女性の中で、自分の感情をコントロールできない、いわゆる軽い愛着障害を抱えているような方は、その注目欲求から、平気で相手を傷つけることを言ってしまいます。例えば、


・死にたい

・離婚してほしい

・まじでむかつく

・なんで何も家事をしないの(夫は頑張って家事をしていても)


こういう言葉。男性は意外と繊細。


女性の皆さんはこういう言葉を男性に投げかけないようにしましょう。男性は自尊心を傷つけられることが一番嫌いです。


しかしながら、そうはいってもこういうテイストの女性には何を言っても変えることはできません。


反論しようものなら、きっともっと消耗戦になってしまうでしょう。


そこで、どうしたらよいいか。究極の方法はこれです。


何も言わずにうなずく


その上で、


相手が何のためにその言葉を投げかけてきているのかを考える(相手の目的)


です。


しかし、何も言わずにうなずいていると、


黙ってないで何とか言ったらどうなの!!


と言ってさらに男性をあおってくるでしょう。でも、この罠に引っかかってはいけません。基本的にマイナスの言葉や怒りの言葉には、「自分のことをわかってほしい」という強い欲求があります。


男性のみなさんは、様々な言葉で感情を乱して、言い返してはいけません。あるいは、問題解決のアドバイスをしてもいけません。


基本的に、こういう状態になった女性の言葉に、男性を傷つけようという意味はそれほどありません。


ただ、「自分のことをわかってほしい」とわざと強い言葉で言っているのです。


ですから、ひとまず奥底の心情に目を向けながら黙ってうなずきましょう。そうすると、一通り自分の感情を言ってきます。


たくさん言うと、勝手にすっきりして、語気がだんだん和らいできます。語気が和らいできたということは気持ちが落ち着いてきたということですので、


・~がやだったんだね。

・~が辛かったと。

・~が腹立ったということか。

・ふうん。そっかあ。分かったよ。


と自分なりの言葉で声をかけてあげます。


男性は、謝罪すべき場面でない場合は、簡単に謝罪はするべきではありません。「どうせ自分がおれればいいや」という思考は、ある意味自分に対して無責任だと私は思います。


必要なことは、相手の感情を言語化することです。女性の気持ちをわかってあげることです。受け止めてあげることです。


そういう男性としての懐の広さが、今の日本の社会では求められているのではないでしょうか。

よろしければ、サポートをお願いします。いただいたものは、今後の活動費として書籍などを買いあさり、しっかりと研究していきます。そして、皆様にさらに良質な情報を提供できるよう、頑張ります。