涙とか愛とか
人が涙を流す時。
親に捨てれた時。誰かに裏切られた時。失恋した時。失望した時。哀れに思った時。
誕生日プレゼントを貰った時。一縷の光が見えた時。映画に感動した時。音楽に呑まれた時。
上記にあげてみても、色々あるなあと思う。
でもきっと、
涙を流すのに理由なんていらない。
涙は、泣いたその人の物だ。決して、涙の理由の決定権を他人に委ねちゃいけない。
涙が零れる/溢れるという表現は正しいと私は思う。
だって、その人の心が零れたり溢れたりする。
そういうニュアンスを内包しているように感じるから。
だから誰かが泣いているのを目撃した時には
私たちは出来るだけ共感できるように務める事しかできないだろう。
では、
何かを愛する時。
美しい物を見た時。何かを発見した時。心がちらちらと煌めいた時。朝の香りに目を覚ました時。
愛される幸せを知った時。花のような生き物に触れた時。夜景を見た時。明日に失望した時。
私は人に興味が一般的に薄いと感じているので愛くるしいものや胸がときめいた物ばかりを対象にして例をあげてしまったが、
他にも色々あるんだろうな…。
私はこの先、涙を見て、愛し、泣き、愛され、
それを心のどこかで幸福だと感じられるような人間になりたい。
それを言いたくて、今この文章を投稿する。
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