【つながる旅行記#143】りんご公園で出会った謎カツカレーと、ニュートンの樹の顛末
前回は十和田湖で人形館を見て、弘前で真田丸を見て終わった。(謎)
さあ、では出かけるとしよう。弘前の町へ!!
借りた自転車を走らせ、まちなか情報センターへやってきた。
来た理由は、100円で荷物を預けられるからである。(しかもあとで戻ってくるので実質無料)
これから自転車で走るには、今背負っている数日分の荷物はあまりにも重すぎるのだ。
まあでも流石に無料ではちょっと申し訳ないので、ソフトクリームを食べることにする。
中はちょっとしたカフェになっているのだ。
ではコインロッカーに余分な荷物を預け、りんご公園へ移動開始だ。
りんご公園にいくのも、もう何度目だよという話だけども。
なんだろう……ちょっと市街地から離れてるけど、なんか行きたくなる魅力があるんだよね……。
気づけばもう9月だ。
この前来たときはまだ青かったりんごも、すっかり赤くなって食べごろな雰囲気になってきている。
岩木山はちょっと雲に隠れているが、相変わらず良い形だ。
……なんだかお腹が空いたので、ご飯でも食べよう。
公園内には売店&レストランもあるのだ。
そしてカツカレーである。
サラダに入ったりんごが嬉しい。
では、さっそくいただこう……!
まずはカツを一口……
(シャリッ…)
……なんだこの音?
カツの中にりんごが入っていた。
・・・
弘前って感じ!! (ポジティブ)
そしてドレッシングも全部りんごである。
おいおい……
最高だな……!
そんなわけで、おいしくカツカレーをいただいた。
しかしカレーの隠し味にりんごというのは聞いたことがあったが、カツの中にそのまんまりんごを入れてくるとは流石だ。
これでこそりんご公園だよな……!
さて、では毎回の恒例行事として丘に登ろう。
ここに登るのもまたなんとも言えない充実感がある。
この公園は周りが360度開けているので開放感がすごいのだ。
ホントに良いところだなぁ……。
……あ、そうだ。
これまた恒例の、ニュートンの樹ことケントの花にも挨拶しにいこう。
しかし本当に秋ともなると、各種りんごが赤赤として素晴らしい。
さてさてニュートンの樹はどんな感じになって……
………?
木が……
無くなっている……?
びょ、病気のため抜根……?
……以前来たときのことを思い出してみる。
そう、思えば最後に見たニュートンの樹は葉っぱが全然無かった。
周りのりんごの木が青々と葉っぱを茂らせて光合成している中で、ニュートンの樹はどう見てもおかしな状態だったのだ。
そんな簡単なことにも自分は気づかなかった……!?
ふと、かつてバイトの同僚に「aosagiさんって人間に興味ないっすよね」と言われたのを思い出す。(失礼では?)
まあでもそのとき何も言い返せなかったのは、(確かにそうかも…)と内心思っていたからかもしれない。
今回も、木への興味がなさすぎたので気づかなかったといえる。
なんというか、もうちょっと物事をしっかり見なきゃいけないかもな……。
……では、目的も終えたので市街地に戻るとしよう。
力む少女の像に別れを告げて。
また来るよりんご公園。
……そしてさようならニュートンの樹。
ちょっとしんみりしつつ、次回へ続く……
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