【Pages】初めて音声入力を試した結果比較【Googleドキュメント】
エアロバイクをこいでカロリー消費に励んでいる今日このごろ。
とはいえ何もなしでエアロバイクなんてやってられないので、ハンドルの上辺りにPCが置ける台を作ってMacBookAirを置き、Youtubeやポッドキャストを流しつつペダルをこいでいる。
そんなとき、ふと何かを思いついてメモを取りたくなることがあるのだ。
しかしエアロバイクを中断したくはないし、かといってこの台はキーボードを打ちやすいほど頑丈に出来ているわけでもないので、ガタガタしちゃって文字を打つなんてことは無理。
はてさてどうしたものか……?
そうだ、『音声入力』があるじゃないか!!
最近はGooglePixelの音声入力の精度がすごいと話題になったりもしたが、自分で文字を打たずに音声で文章を残せるのは素晴らしい技術だ。
実は未だに自分はタッチタイピングができないし、前々から音声入力には興味があった。
それにMacBookはマイクも標準でついているはずだし、きっと追加のアクセサリなんてなくてもできるはず。
MacBookでの入力精度がどの程度かはわからないが、まあメモ程度だし多少の乱れは許容しよう。
さて、調べてみるとPagesというアプリがおすすめされていた。
Mac系には元から入ってるアプリらしいが、自分のMacBookにはなぜか入ってなかったのでインストールしてみる。
しかし待ち時間にあれこれ検索していたら、普通にGoogleドキュメントでも音声入力が出来るということが判明した。
自分はwindowsPCも使う人間なので、Googleドキュメントの方がメモ管理としてはどう考えても便利だ。(Macとwindowsで内容を共有できるし)
まあPagesをインストール完了してしまったので、この際2つの環境で音声入力の挙動を比較してみよう。
同じマイクを使うわけだが、果たして両者に違いはあるのだろうか?
検証方法としては、同じ文章を自分で読んで比較してみようと思う。
木造アパートなので周囲の迷惑を考えてささやきがちな音声で語りかけるが、果たしてどれだけまともに認識してくれるのか。
読む文章は……
自分の自己紹介記事というか黒歴史記事の序文にしよう。
ちなみに、音声入力の起動方法にも両者は違いがある。
PagesはMacの環境設定に準拠したショートカットで音声入力が起動する。
自分の場合は設定を変更してあるので、controlキー(^)を二回押すと、あらゆる文字入力の場所で音声入力を起動できるようになっている。
そして実はもはやPagesすら必要ない。
普通のメモアプリでもこのショートカットキーで音声入力が使えるのだ。
(アプリ入れた意味とは……?)
それはそれとして、一方のGoogleドキュメントでは、このMacの環境設定でのショートカットは動作しない。
どうやら音声入力をしたい場合は、『command+Shift+S』というGoogleドキュメント独自のショートカットキーを押す必要があるらしい。
そして起動する音声入力のアイコンも違い、Google独自の処理を挟んでいるようだ。 (つまりオフラインでは使えない)
まあショートカットキーに関しては、どちらも片手で出来るのでそんなに問題はない。
大事なのはやはり入力の精度だ。
では、以下の文章を読んで比較していく。
まだこの頃は記事も50個くらいだったんだなあとしみじみしつつ……
まずはオススメされていたPagesからやっていこう。
入力結果はこちら↓
(使い物にならんぞこれ……)
いやもちろん先程述べたように、木造賃貸ゆえにささやきボイスになっているせいで聞き取れてないというのは大いにあるとは思うが、それにしても酷い……。
ちょっとこの文章ではメモの意味がないな。
なんだかダメそうな気がしてならないが、Googleドキュメントも一応やってみよう。
入力結果はこちら↓
おお!!
句読点が一切ないのを除けば、わりとしっかり文字にしてくれている感がある。
少なくともPagesよりは圧倒的に理解できる文章だ。
もちろん変なスペースや誤字脱字なんかもあるものの、そもそも自分が読み間違えてたりもするので、音声入力のせいではない場合もあることをご了承いただきたい。
やはりオンラインでの処理が入っている分、精度がいいのかもしれない。
……これは両者ではっきりと明暗が別れた感がある。
もう一つ別の文でテストして最終結果を出すとしよう。
では、以下の文章を読み上げて再度比較したいと思う。
読み上げるのは『はじめてのnoteガイド』の序文だ。
ではまたPagesから見てみよう。
入力結果はこちら↓
ここは京都だったらしい。
いやまあ自分の滑舌のせいかもしれないので、色々いうのはアレなのだが。
でもやはり音声入力の文章を見るに、誤字や抜け落ちている言葉も多いし、メモ用途としてはきつい感じがする。
それではGoogleドキュメントはどうだろうか?
結果はこちら↓
こっちはまさかの「脳トレ」だった。
相変わらず誤字脱字はあるものの、Pagesよりはマシな気がする。
Googleの音声入力はやはり優秀なようだ。
……どうやら答えは出たな。
そんなわけで、メモ用途に使うならGoogleドキュメントが良さそうである。
元々windowsPCとの共有を考えたらGoogleドキュメントがいいなと思っていたので、この結果はありがたい。
オンラインじゃなきゃ使えないという欠点はあるが、外で音声入力なんてすることもないだろうし、問題となる場面はそんなにないだろう。
オススメされていたPages(というかMac標準の音声認識)が思った以上に使い物にならなかったのは残念だが、多分ささやきボイスではなくまともに発声すれば使えるとは思うので、やっぱり部屋の防音性能って大事だなと思った。
気兼ねなくスピーチレベルの声を出せる部屋に住む人は、それだけで幸せな環境なのだ。
思えば自分はこの賃貸でゲラゲラ笑ったことなんてなかったな……。
ここに越してきたときは防音室を導入することも一瞬考えたりしたのだが、エアコンやら重量問題やらえげつない値段やらでいつの間にか忘れていた。
自分と同じように声を出しにくい環境の方は、Googleドキュメントでささやいて入力していこう。
まあこの記事を書き始めてから3日ほど経つが、未だにあれから音声でメモなんてしていないのだが……
な、慣れるとすごく便利らしいから!!
……自分が今後音声入力に頼るようになるかはまだわからないが、その時には存分にお世話になるとしよう。
皆さんも音声入力、一度お試しあれ!
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