【つながる旅行記#289】『星降る村』に向かうべく、相棒と共に舞鶴をゆく
前回は駿府城に思いを馳せ、静岡巡りをさわやかで終えた。
「ハァ……!ハァ……!!」
そんな自分は今、盛大に自転車を走らせている。
やっと巡り合った相棒の折りたたみ自転車と共に、さっそく遠出をしようというわけだ。
(とはいえ往復20km程度の想定だが)
海上自衛隊の舞鶴教育隊を横切り、眼前に広がるのは舞鶴湾。
そう、自分はまた京都府北部の舞鶴に来ていた。
そして今はもう7月に入った。
なんかもう超暑い!!
……正直やめときゃよかったなと思えなくもない。
そんな中で道路脇から海を見ると、食いでがありそうなサイズの魚が見えた。
うーむ、海の恵み……!
ほんの少しの爽やかさを感じつつ、再び自転車をこぎはじめる。
それはそうと、今回の目的地について話そう。
今回の目的地はふるるファームである。
「いやなにそれ?」という幻聴が聞こえるが、実際自分もなんなのかは詳しく調べていない。
観光案内の看板にあったから行ってみようと思っただけである。
看板の情報によると農村要素が強いようだが、果たして……?
まあこういう行き当たりばったりの旅も良いものだ。
これがバス代でもかかってたら財布的に非常にアレだが、自分の自転車で行ったなら、残念な場所だったとしても「まあでも良い運動になったよね!!」という感じで昇華できる。
ゆえに最強。
さて、舞鶴クレインブリッジが見えてきた。
ということは、このあたりは以前行った舞鶴引揚記念館があるわけだ。
まさか自転車で再び近くに来ることになるとは思っていなかったが、この橋を渡ったら完全に初めての場所となる。
こういうのが最高にワクワクするんだよな……!!(※元引きこもり)
新天地に渡り、再び自転車を走らせる。
ああ、暑いけどやっぱり楽しい……!
確かマラソンでいうランナーズハイ的なものが自転車はすぐにやってくるなんて話を聞いたことがあるが、その影響もあるのかもしれない。
幸せになりたければ自転車に乗ろう!
そしてトンネルを抜けると……!?
凄まじいフナムシゾーンに突入した。
画像は載せないでおくが、フナムシというのは通称「海のゴキブリ」。
いや最悪な通称にもほどがあるが、フナムシは色こそ黒いものの、サイズをデカくしたら一部で大人気のダイオウグソクムシと同じようなもんだと個人的には思う。
まあでもここまで大量に居るのは初めてだったし、しかも道路に出てきてるから避けるのが大変でもうね……!!
でもこういう経験もまた旅の醍醐味である。
この情報を知れたのは良かった。(活用する機会があるかはともかく)
やはり実際に動くのって大事。
地元に引きこもっていたら知り得なかったであろう海辺の知識に感謝しつつ、次回へ続く!!
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