【つながる旅行記#93】霊場恐山。part.1
前回は大間でマグロを食べて散歩をした。
だが今回はしっかり観光をしていく。
では出発!!
下北駅を出たバスは山道を登っていく。
こんなところ自転車や徒歩では無理だろうなと思う。
車ってすごい!
……とか思ってたら自転車も徒歩も普通にいた。
超人である。
しばらくすると、木ばかりの景色から一変。
湖が姿を現した。
そう、ここは「霊場恐山」。
死者の集まる山であり、日本三大霊場の一つ。
そしてシャーマンキングの聖地である。
ああ、漫画で見たような景色が目の前に!
……でも聖地巡礼の楽しさよりも、厳かな雰囲気というか、
そういうものを先に感じてしまう。
ここに来る人は基本的に死者への想いを抱えていることが多い。
笑顔で楽しむ観光地とは恐らく違う場所なのだろう。
そして敷地内に普通に温泉がある。
温泉……。
そう、画像からは伝わらないだろうが、
もう硫黄の香りがすんごい。
この旅行記の年代とはズレるが、ちょうど最近やっていたブラタモリが恐山の回だった。「硫黄でPCが壊れる」と住職が言っていたシーンがあったが、そりゃ常にこれほど臭っているレベルなんだからそうなるはずである。
電化製品の寿命が圧倒的に短くなる場所、それが恐山だ。
では巡っていこう。
白い大地と緑とがすごいコントラストだ。
この恐山だが、北海道の恵山と対の存在らしい。
恵山は(#9)で登山したが、恵山もまた同じように緑と硫黄漂う大地のコントラストが素晴らしい山だった。
あちらも霊山として有名らしく、そういえば各所に地蔵があった。
個人的にまた行きたい場所だ。
お金が投げられている。
そしてめっちゃ溶けとる……。
遠くにポツリとなにかがある。
行ってみよう。
(銀色特別社員……?)
調べてみると赤十字の称号のようだ。
そんなシステムがあったのか。
しかし本当に地蔵と地獄のオンパレードだ。
実はここに来るまで、自分の恐山のイメージはこうではなかった。
こうなんというか、登山をしている過程で「血の池地獄」とか「〇〇地獄」とかが順々に出てくるようなものをイメージしていたのである。
しかし実際には登山ではなく、エリアの中に色々ありますパターンだった。
いやこの方が全然登山するよりまわりやすくていいのだが、
やっぱり漫画だけじゃわからないことってあるよねという話です。はい。
そんなところで、次回へ続く……。
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