【育児】子育て美化しすぎです。
長男の0歳時期、
呪文のように
「私は育児に向いてない。」
「こんな親の元に生まれて長男は可哀相。」
誰かに言われた言葉ではない。
私が自身にかけた呪いだ。
初めての育児で
母乳がでない、
まとまった睡眠がとれない、
なぜ泣いているか分からない、
ずっと抱っこで体中が痛い。
出口が見えない夜泣きや
生後5か月での仕事復帰で
長男の体調不良で思うように進まない仕事など。
理想のママ像に
どんどん遠のくばかり。
私ではなく、
もっとしっかりタスクをこなせ、
母性溢れる親の元に生まれた方が
この子は幸せなのではないかと
考えることさえあった。
でも
哺乳瓶をくわえる姿や
機嫌が良いときの笑顔、
安心しきった寝顔。
とてつもない
可愛さに驚く時もある。
可愛い→でも→可愛い→でも
この繰り返し。
ミルクもオムツも
親としての義務感でやっている時期もあった。
我が子に対して
そんな風に思っているなんて
決して人に言ってはいけないと思っていた。
でも
不意に育児系の先輩ブログなどをみると
我が子に対して同じ想いを抱いている方がいて
自分だけではないんだと思い、
それだけでもかなり救われた。
息子が3歳頃放送された
コウノドリのseason2の第3話
【母を救え 産後うつと無痛分娩】で
江口のりこさん演じるソーシャルワーカーの向井さん(半沢直樹のあの大臣と同一人物とは思えない…)の言葉が当時の私を包んでくれ、
テレビの前で大号泣だった。
ソーシャルワーカー 向井さんのセリフ
「私もこんな仕事してますけど、
こども 窓から投げ出したいと思ったこと何度もありますよ。
みんな子育て美化しすぎです。
髪振り乱して必死にやってるんです。
少しくらい誰かに頼ったっていいんですよ。」
もぉ、、このセリフを今タイプしながら
涙でてきそうなくらい、
私に浸透してきた言葉です。
(このセリフを聞いた後の
産後鬱に悩むママ役の
高橋メアリージュンさんの
ツーとつたう一筋の涙がもぉ私の涙腺をさらに崩壊させます。)
勝手に描いた素敵なママ像に届かないほど、
育児はとてつもなく大変で、
向井さんの言う通り、
当時の私は子育てを美化しすぎていた。
何度でも書いてしまう。
育児は本当に大変。
初めての育児なら
なおさら。
我が子が可愛くないと感じるのは
異常じゃない。
体がSOSを出してくれている合図なのだ。
ママ、パパはひとりじゃない。
いつも頑張ってるんだから
誰かに頼っていい。(向井さんからのうけうり)
当時の私のように
このnoteを読んで、
自分だけじゃないんだと感じ、
お子さんだけでじゃなく、
ご自身も大切にしていこうと思ってくれる
ママ、パパがいますように。
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