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年甲斐とか世間に振り回されず服を選ぶ

世間より、自分の感性を取る。
洋服が好きだから。


淡いピンクベージュの、ロングのチュールスカートを通販で買いました。ちょっとお高いやつ。今月誕生日だったので、自分へのプレゼントとして奮発しました。
ボーナスもね!出ましたので!楽しい!

そのスカートは大きなリボンでウェストを調節するようになっていて、「年齢的にどうなのか」ということでかなり長い間迷っていたものです。

でもある日、ツイッターでふたつの呟きを見つけました。

『五年後になりたい自分』を想像して今着るものを選ぼう
② そんなこと言ってたら年を取ったとき『あの頃着たかったものを着ればよかった』と後悔することになるので、今着たいものを着よう

ああーどっちも分かる、と思って考えて、それならわたしは後者だなと決めました。今着たいものを着る。
でも五年後になりたい自分のことを考えても、今欲しい服を諦める理由にはならないなとも思いました。
そうです、わたしはいつか見たガーリーでふわふわのおばあちゃんや、ガチガチのレザーパンクなおばあちゃんのようになるのです。
「今」を躊躇ってはなんにもならない。

ネットでの買い物は失敗もまれにありますが、それでも「自分に似合う」と思ったものしか買いません。確信を持ってポチるのです。失敗したときはそのときで、まあ寝かせておくか処分するかは現物を見て決めます。似合わないなと思ったものも、着まわし次第ということもありますのでね!
今回のチュールスカートも、あれとこれを合わせよう、似合う、と確信を持って買いました。届くのが楽しみです。


人が着ている服を眺めているのが好きです。
いいな、ああいうの欲しいな、と思いながら道行く人を見ています。
特に自由なファッションを楽しんでいるおばあちゃんや若い子たちを見ると、いいぞ!と思います。

齢とともに似合う服が変わっていくのは当然です。フレアのミニスカートは次第に着られなくなっていきます。けれど、ロングスカートが格好良く着こなせるようになるのは年を取る楽しみです。
ベージュやグレーを好きになるのも、「年だから」じゃない、似合うことが分かってくるから。
年齢とともに似合う色は増えていきます。これは絶対です。
諦めて暗い色を選んでいるんじゃない、似合うようになるから選ぶようになるのです。そして、若いころに着ていた色だって、少しニュアンスを変えればいくつになっても似合うのです。

何歳になっても自分の思うようにファッションを楽しみたい。世間のいう「いい年をして」みたいな言葉に惑わされたくない。わたしの楽しみはわたしのもので、世間が評価するものではないから。

お出かけする機会も少なくなってしまったけど、クローゼットの中はいつもきらきらした好きなものであふれています。
そこだけは幸せです。

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