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「自分救済手帳」を進化させる

こんにちは。手書きの手帳は好きですか?

わたしは手書きで予定や日記を書きつけるのが大好きで、でも別に分類したいとかは思っていないのでロルバーンを1冊、大事に使っています。
自分救済手帳というのは、以前の記事で自分の手帳術に対してつけた名前で、日記に己の全てを吐き出すことで心をデトックスするという意味合いのものです。

詳しい経緯はこちらをぜひ。


それでですね、ひたすらに自由ページを日記と感情とシールで埋めていたわたしですが、このたび思い立って1日の最後に

その日の良かったことみっつ

を書き出してみることにしました。
……ええ、分かっています。皆さんよくやっているやつです。
目新しいことではありません。が、わたしには新しい。
何かができて嬉しかった、とか。
今日は気持ちが落ち着いていた、とか。
そういうささやかなことを書いていこうと思っています。大きなことは必要ないんです。なんなら、今日も生きていた、とかでもいい。生きてるってすごいことだから。

先日の良かったこと


これは、自分救済手帳のちょっぴり進化版です。
あとからペラペラめくったときに、自分にいいことがあったんだと分かるとさらに救われるのではないかと思って。それに、日記の最後を「よかったこと」で〆るのは気分がいいのではないかとも思って。
もしみっつ書き出すのが苦痛になったらやめるかもしれません。
手帳で少しでも自分を救いたいのに、この作業面倒だな、なんてことをやる必要はないのです。
始めるのも自由ならやめるのも自由。
だって自分だけの手帳です。いささか完璧主義でそういう「自由さ」が苦手だったわたしも、段々手帳の中だけは好きにできるようになってきました。

シールを貼るのもそうです。
文字だけって味気ないなと思って、ページのどこに貼るのが正解なのか緊張しながら1ページにひとつ貼ったりふたつ貼ったりしていたのが、今や対角線、縦のライン、横のラインとバランスなんか考えたりするまでになりました。たのしい。
シールをどう貼るのも自由。正解なんかない。
ちょっと変な組み合わせになっても別にいいのです。自分しか見ないから。

わたしは手帳で心をデトックスしながら、「自由さ」も学んでいっているのだと思います。

シールでのデコり方については動画なども参考にしました。
みんなたくさんシール持ってる。
あと、「大柄でワンポイントになる」ものだけじゃなくて、「小さくて使い勝手のいいもの」も必要なんだと知りました。キラキラした光みたいなシールとか。今度買います。


シールを貼る面積の分スペースが減って、さらに休みの日には何か書きたい欲が爆発するときがあり数ページの日記を書くので、膨大なフリーページと言えどもなくなってしまったらどうしようと心配したこともありました。
書くのを控えようかと考えたことも。
でも気づいたんです。
同じサイズの、ロルバーンのノートを買えばいいやん、と。
日記が2冊になったって困ることはありません。保管場所くらいです。
そう気づいたらもう何枚書いても、どんなにシールを貼っても心苦しくならなくなりました。ただ楽しい。
もちろん、苦しかった日のことを書いているときは苦しいのです。
でも言葉を選ばず赤裸々に吐き出すことで少しでも、わずかでも、心は軽くなっていきます。ポイントは、本当に言葉を選ばないことです。
いい子ちゃんは外ヅラだけでいいのです。
外でいい顔しているのに日記の中でまで、自分に対してまでいい顔をする必要があるでしょうか。
いや、ない。
楽しいことも苦しいことも、悔しかったことや嬉しかったことも、全部自分の目線で自分の言葉で、心ゆくままに書く。
特に書きたくない日は書かない。手帳を開きもしない。でもそこにある。

それが自分救済手帳(ちょっぴり進化版)。


細かくしっかり予定を立てたい人。
きちんとした1日の振り返りをする人。
家族のことや仕事のことで手帳を分けたい人。
バレットジャーナルなどの手帳術を活用している人。
目標達成に向けての管理をしたい人。
体調管理をしている人。

いろんな人が、いろんな手帳を使って、いろんなことを書いている。
思いを馳せると楽しいものです。
わたしには「きっちりした手帳」は書けませんが、自分救済手帳をこれから先もずっと続けていくんでしょう。
楽しいときも、苦しいときも、苦しすぎて書けない日だって、手帳は大事な自分の味方ですので!

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