会社に行けなくなってしまった

先週も2日休んだし、今週も昨日今日と休んでいる。
情けなくて自分がクズに成り下がった気がしてどうしようもない。

すごく大事な、すごく忙しい月初の4日間は頑張って出勤した。現部署でわたししかやっていない仕事が山ほど来る4日間。すごく心身がきつい日もあったけど、頑張って出勤した。
でもそれがひと段落したら頑張れなくなってしまった。
朝起きて「動けない」と判断したら休んでしまう。昨日も、今日も。
本当は頑張ったら動けたはずなのに、頑張ろうという気持ちになれなかった。ベッドの中で「あ、無理だ」と判断してしまった瞬間の、解放されたような心地と激しく自分を罵る気持ち。
学校に行けずにぐずぐずとひとり布団の中で言い訳を繰り返して、どんなに強く叱られても俯いて動けなかったときと同じ。自分が今どんなに情けないことをしているか、どんなに惨めか、自分が一番よく分かっている。

精神状態が悪いとか、コロナのあとから体がきついとか、そんなことは言い訳だ。事実でもあるけれど。でも「こういう状況だから出勤できなくても仕方がない」と、誰よりも自分に言い訳をしているだけだ。

ただもう、会社に行きたくない。

抗不安薬を飲んでいる。抗うつ薬も飲んでいる。でも薬では、ほんの幼児のころから抱えている「人と馴染めない、人のいる場所がつらい」という性質は治らない。どんなに不安を和らげても、登園拒否、登校拒否を続けていた本来の気質は変わっていかない。
行きたくないものは行きたくないのだ。
精神が今より安定していたときだって、行きたくないのを必死に飲み込んで出勤していた。なぜかって実家暮らしだったから。「今日は休む」と親に言えなかったから。学生時代に何度も「休みたい」と告げたときの親の反応は今でもトラウマ級の傷だ。
ひとり暮らしをしている今、誰に許される必要もない今、休もうと思ったら有給の許す限り休めてしまう。それがいいのか悪いのか分からない。
心は喜んでいるけれど、同じくらい自分を責めてもいる。
情けなくて惨めだ。仕事もまともにこなせずに給料だけもらって。

どうしたらいいんだろう。カウンセリングとか受けたらいいのかな。
臨床心理士のカウンセリング。
登校拒否や出社拒否にも効果があるのかな。
正直、泣きそうになりながらこれを書いている。昨日休んだときは、明日はちゃんと出勤して土日休んでまた来週から頑張ろうって思っていたのに、今日もなんにも頑張れなかった。馬鹿、愚図、カス。しにたい。
自分のこと責めてばっかりいる。

こんなこと書いてるとき、朝に愚図ったSNSでともだちが「まだ病み上がりなんだから大手を振って休もう」っていってくれました。
涙が出た。
わたしは登校拒否の延長がまたぶり返しているのかと思ってすごくすごく精神が辛かったけど、まだ身体もきついんだよっていってくれる。ありがたい。べそべそ泣きながら書いています。
会社に行けないのは社会人としてよくない。社会人なんだから、会社に行かないのはよくない。会社に行ってないわたしはよくない。みたいな、もうはちゃめちゃに自分を責めてボコボコに殴っていましたが、少し楽になった気がする。
まず自分を殴るのを止めます。
社会人だけどつらいときは休むのが普通。そういう社会であれ。
突発的な休暇を許さない風潮の会社はまだ多々あるけれど、うちはわりと休ませてくれるので有給の権利を行使するのだ。あと何日あるんだ有給。
でも契約社員のとき「そんなに休んでると使えない人材って思われるよ（意訳）」と言われて凍り付いたことも忘れられない。
そうかもしれないけど！　そうかもしれないけど…！
その言葉のせいで、突発的に取る有給がいつまでも怖いのかもしれない。

ともかく、昨日も今日も会社に行けませんでした。
来週は、来週こそは、頑張りたいなと思います。
鈍り切った身体がこれ以上へろへろにならないように、少しは運動もしようと思います。気力って体力だから。疲れた心は、無心になって体を動かすと少し楽になるから。

自分を殴るのを止めて、泣くのが落ち着いたら、深呼吸して休みましょう。
今日がつらい人も、頑張ってる人も、お大事に。

追記
少し運動したら、少し気分がよくなりました。
よかった。