マガジンのカバー画像

夜、BAR自宅にて

16
不定期更新のショートショートストーリー。自宅でお酒を飲む週末の掌編。3話目までは全文読めます。
一週間、お疲れさまでした。
¥300
運営しているクリエイター

#猫

BAR自宅、ホット・バタード・ラム

 バーには黒猫がいる。  テーブルの向こう側に座る、真っ黒ツヤツヤの毛並みと金色の目、く…

つかさ
2年前
2

BAR自宅、お屠蘇

 バーには黒猫がいる。  テーブルの向こう側に座る、真っ黒ツヤツヤの毛並みと金色の目、く…

つかさ
2年前
2

BAR自宅、たまご酒

 バーには黒猫がいる。  テーブルの向こう側に座る、真っ黒ツヤツヤの毛並みと金色の目、く…

つかさ
2年前
12

BAR自宅、即席サングリア

 バーには黒猫がいる。  テーブルの向こう側に座る、真っ黒ツヤツヤの毛並みと金色の目、く…

つかさ
2年前
3

BAR自宅、フルーツブランデー2

 バーには黒猫がいる。  テーブルの向こう側に座る、真っ黒ツヤツヤの毛並みと金色の目、く…

つかさ
2年前

BAR自宅、オレンジ・ブロッサム

 バーには黒猫がいる。  テーブルの向こう側に座る、真っ黒ツヤツヤの毛並みと金色の目、く…

つかさ
3年前
3

BAR自宅、ジンバック

 バーには黒猫がいる。  テーブルの向こう側に座る、真っ黒ツヤツヤの毛並みと金色の目、くたくたのやわらかい体が自慢の、ねこが。    何やら見慣れぬボトルが、白いテーブルに座していた。  透明なガラスに透明な液体。透けるラベルには和風の柄。  宅配で受け取った箱入りのそれをテーブルにドンと置いて、彼女はうきうきと風呂に入りに行った。  適当なTシャツにジャージを履いた彼女が部屋に戻ってきたとき、その手にはジンジャーエールとロック氷の袋が握られていた。製氷皿を製氷皿として使