焦げ目は最高のスパイスだ。
【6むすび】豊田(浦和) 焼きおにぎり ねぎみそ
突然ですが『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(テレ東)という番組を見たことありますか?先日、偶然見ていて、めちゃくちゃ衝撃を受けることになった。
世界の危険地帯に行って、そこで食べられている食事をレポートするというコンセプトで作られている。
ケニアの巨大なゴミ山に住む少年。
朝早く起きて、ゴミ拾いをして稼いだお金が、日本円でわずか90円。それでは、一杯のスープも買えない。
大雨でずぶ濡れになった彼は、ゴミの山にある寝床の横で、火を起こそうとしていた。燃料は捨てられていた石綿(アスベスト)。身体にいいはずがない。ここで生活している彼は、過酷な環境の影響で、胸に病気を患っていた。
彼は、全財産の90円で水とお米と煮豆を買ってきた。空き缶に入れてグツグツと煮て、日本で言うところの赤飯を作って腹を満たしていた。
そんな過酷な状況なのに、皮肉にも空には大きな虹が…
こんなの演出では絶対にできないぞ…
これがその時のテレビ画面。MCの2人の顔が内容を現しているかと。
毎日の食事に困っている人がいる。
この現実を理解した上で、このおむすび1000個チャレンジをしていかなくてはならない。
ということで、追加ルールを作りました。
【追加ルール】自分の食べられる範囲でやる。おむすびは、無駄にはしない。
ということで、浦和の豊田さん。
カウンターの上のショーケースが何やら気になる。
なんと、焼きおにぎりが、100円で売っているではないか!
味は2種類。ねぎみそとしょうゆ。今回は、手前のねぎみそを選択。
まずはラップを開けてみる。みそを焼いた香ばしい香りがフワッと広がる。
想像していた焼きおにぎりと違う。白米で作った焼きおにぎりの表面にねぎ味噌がたっぷり塗られている。
一口食べてみる。
うおっ、ねぎみそが濃い!
これだけの味噌があると味が画一的になって、食べているうちに単調になるのでは?と勝手にイメージしてたけど、このおにぎりはぜんぜん違う。なんでだ?
そう、焦げ目だ。
ねぎみその全体にバラつくようについている、強めの焦げ目。これが部分ごとに微妙な味の変化を生んでいて、どんどん食欲が増してくる。
まるでカレーに深みと変化を与えるスパイスみたいだ。
これは、嬉しい発見!
今後も焦げ目系は要注目だな。
ご馳走たまでした!
#1000日チャレンジ #1000日は裏切らない
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