大河の一滴　読書録@コメダ珈琲

数年ぶりにコメダ珈琲へ

数冊の本と一緒に

母親に頼まれて五木寛之著の大河の一滴を購入して、読了。

20年前に書かれた本というが、今のこの見えないコロナウイルスと対峙している今、とても考え方がマッチしていると感じた。

財産を持っていたり、名誉、何かを成し遂げた人の価値が高くて、そうでない人の価値は低い。そんな風潮のある世の中であるが、この本ではただ生きているだけで価値があると幾度となく語っている。

そして、輪廻転生の話題もあり、この世に天国も地獄もあると語られ、陰と陽があるようにポジティブもネガティブも両方の考え方が生きていく糧になる具体例を読みながら、とても心が救われた。

人はどんな苦しい状況でも乗り越える力が備わっていて、その苦しい過去は後から振り返った時に財産になる。

生きづらさを感じている人、不安や恐れに対する考え方を学びたい人。そして、これからの未来に向けて新たな考え方を知りたい人におすすめの本だ。